何かがあるかもしれない日々

何もない日々、ではない筈・・・

今日の読書(またしてもテンプル・グランディン)

2018-09-20 15:21:59 | 今日の読書
疲れてくると地面が揺れるなぁ。それはさておき、今回の読書はテンプル・グランディン自閉症の脳を読み解く

ちょっと引用。

言語の入力問題
この問題の一つに、無声子音(c, f, h, k, p, s, tなど)が聞き取れないタイプがある。(略)この問題のもう一つのタイプは、単語が聞こえても、意味を結び付けられない。ドナ・ウィリアムズが「意味盲目」と呼ぶ症状だ。(P130)


まさに自分はこれ。文脈から判断できないとき、tとkを聞き間違えるとかはしょっちゅうあった。最近だと日本語はなんとなくどうにかなっているが、英語だとやはり混乱する。


診断名にとらわれない
(略)そうすると、人生は、自分ができる・・・こと、あるいはとにかく何とか努力すれば改善できることではなく、できない・・・・ことを中心にまわりはじめる。(略)診断名にとらわれた考え方は、逆の道もたどる。診断名を与えられて、自分は・・・ほっとするかもしれないが、人から診断名で決めつけられるのが心配になる。(略)今では、診断名をつけられたら施設に入れられてしまうかもしれないのだから、何としてでもそんなことにはならないようにするだろう。(P152-153)


これはうちの会社に限らないだろうな。日本ではまだまだ受け入れられない。受け入れる余力もない組織運営と、受け入れられない個人の不寛容敏感・繊細さが多い気がする。(不寛容でなく敏感・繊細と書く理由は、寛容と鈍感(反社会学講座ブログ)を参照のこと。)


(9/21追記)
この本では3つの思考タイプが紹介されている。自分の感覚では
画像 : 言語・事実 : パターン = 2 : 1 : 7
くらいでパターン優位のように思える。向いている仕事のリストをみると、『言語・事実で考える人に向く仕事』に書いてある仕事の殆どは”まっぴらごめんだ”と思う。『画像で考える人に向く仕事』もしっくりこない。『パターンで考える人に向く仕事』が最もしっくりくる。よろしい、ならばそこが自分が次に向かう場所だ。



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