タイトル画像は関西の2017年12月の地震活動。
上の方、高槻市付近が2018年6月の大阪府北部地震の震源付近。わかりにくいが、奈良市から精華町、城陽市あたりにポツポツと見える震源が奈良盆地東縁断層帯に対応する地震。
こうしてみると、生駒断層や上町断層より高槻付近の方が地震活動が活発である。これは2017年12月だけに限らず、1997年以降のデータを適当に眺めてみると、だいたい同じ傾向にある。
だからといって、これだけを見て、地震活動が活発=大きな地震が起こる、というのはあまりにも短絡的というものだろう。これはごく狭い範囲のデータを可視化しただけだし、定量的な評価もしていない。なので、全国的に見て、地震活動が活発なところで大きな地震が起こっている、とはまだ言えない。これを言うためには例えば70km以浅の地震だけを抽出し、0.2°×0.2°グリッドごとの地震発生数をカウントするとか、何かしらの評価が必要であろう。尤も、緯度経度で区切ってしまうと、一続きの断層が二つのグリッドに分かれてしまうとか、そういうことが起こるので、もう少し、巧妙な方法が必要なのかもしれない。
更にいうと、地震活動が活発になり始めてから大きな地震が起こるまでのタイムスケールが同じとは限らないし、もしかしたら本当に何もなかったところで突然地震が起こることもあるのかもしれない。地震は専門でないので、このあたりは調べてみないことにはどうにもわからない。地震予知ができないということは、多分、この方法では何もわからない、ということなのだろうけど。
CCSのときにも書いたが、短絡的に結論に飛びつき、根拠も確かめずに大声で主張できる人は、本当に困りものだ。
ところで、札幌の爆発、不動産屋の従業員が
「100個以上の除菌消臭スプレー缶のガスを抜いた後、手を洗おうとしたら爆発した」
と話しているそうだが・・・ガス抜きは風通しの良い屋外でやりましょう、って書いてありませんでしたっけ?
上の方、高槻市付近が2018年6月の大阪府北部地震の震源付近。わかりにくいが、奈良市から精華町、城陽市あたりにポツポツと見える震源が奈良盆地東縁断層帯に対応する地震。
こうしてみると、生駒断層や上町断層より高槻付近の方が地震活動が活発である。これは2017年12月だけに限らず、1997年以降のデータを適当に眺めてみると、だいたい同じ傾向にある。
だからといって、これだけを見て、地震活動が活発=大きな地震が起こる、というのはあまりにも短絡的というものだろう。これはごく狭い範囲のデータを可視化しただけだし、定量的な評価もしていない。なので、全国的に見て、地震活動が活発なところで大きな地震が起こっている、とはまだ言えない。これを言うためには例えば70km以浅の地震だけを抽出し、0.2°×0.2°グリッドごとの地震発生数をカウントするとか、何かしらの評価が必要であろう。尤も、緯度経度で区切ってしまうと、一続きの断層が二つのグリッドに分かれてしまうとか、そういうことが起こるので、もう少し、巧妙な方法が必要なのかもしれない。
更にいうと、地震活動が活発になり始めてから大きな地震が起こるまでのタイムスケールが同じとは限らないし、もしかしたら本当に何もなかったところで突然地震が起こることもあるのかもしれない。地震は専門でないので、このあたりは調べてみないことにはどうにもわからない。地震予知ができないということは、多分、この方法では何もわからない、ということなのだろうけど。
CCSのときにも書いたが、短絡的に結論に飛びつき、根拠も確かめずに大声で主張できる人は、本当に困りものだ。
ところで、札幌の爆発、不動産屋の従業員が
「100個以上の除菌消臭スプレー缶のガスを抜いた後、手を洗おうとしたら爆発した」
と話しているそうだが・・・ガス抜きは風通しの良い屋外でやりましょう、って書いてありませんでしたっけ?
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