ニュースになる2日くらい前から家の中では話題にしていました。今はいい時代です。インターネットに接続してさえいれば高層天気図を含む、各種予報天気図が見られるのですから。それらをきちんとチェックしていたので、西日本豪雨もニュースになる2日くらい前から危なそうな予報が出ていたのを見ましたし、豪雨の最中に次に猛暑が来る予報も見えていました。これらの予報がきちんと見えるくらいですから、10年くらい前と比べると、週間予報も大分良くなったのでしょう。短時間に起こる激しい現象の方にたくさんの予算がついているのだと思っていましたが、週間予報の精度も上がっているようです。
このように、天気予報は日々進歩しているにもかかわらず、まだまだ『天気予報はあたらない』と信じている人が多いのが気にかかります。特に年配の人に多いでしょうか。口を開けば『天気予報はあてにならないから』と言ってくれます。例えば、10月の時点で、今年は暖冬になる、という予報が出ていました。実際、札幌の気温を11月~12月第5半旬まで見てみると、暖冬と言って良い。どう見てもかなり暖かい。僕は10月下旬の時点で、寒気が入って一瞬寒くなることはあっても、平均を取れば11月~12月は予報通り暖冬になる、と思っていましたし、職場でもそのように現場に報告していました。しかし、ある先輩社員は『気象庁が暖冬と言っているから、今年は暖冬にはならない(断定)』などと言っていました。上っ面の情報だけを見てるからそういうことになる。僕は予報の中身をきちんと見て、当たるであろう予報と当たらないかもしれない予報を判断しているのですが、これを全く信用してくれないのです。これではやる気も無くなるというものです。因みに、長期予報があたりそうかどうかの判断基準はやはり海面水温です。僕は太平洋とインド洋を中心に見ています。海面水温の予報にはバイアスがかなりありますが、そのことをわかっていればそこそこ役に立ちます。それに加え、冬も前半と後半で傾向が変わる年が結構あります。これらのことを考慮した上で、不用意に『今年は暖冬』と言い切らず、『11月~12月は暖冬』と判断しました。
さて、前述のように常に天気図をチェックしていたら、時にはニュースになる24~48時間くらい前から、被害が出るかもしれない天気というのが見えます。世間からそれだけリードしていれば、色々な手がうてるはず、と信じていました。確度の高い予報が出ていれば、3日前から1時間ずつ残業をして、当日は全休または半休、とするのが目標でした。何も対策を考えず、予報が外れることを祈りながら仕事をするのは、外仕事の我々にとってはイヤなものです。外れたら外れたで儲けものです(本気で予報を見ていればそんなに外れませんが)。しかしながら、この提案は年配の人には全く受け入れられることなく現在に至ります。20~30代の人の方が聞いてくれます。聞いてはくれますが、最終的に決定権を持つのは、聞いてくれない年配者。『天気予報はあたらない』という昔の情報だけが頭に残り、アップデートされていないのです。
そんな大人にはなるまい。
このように、天気予報は日々進歩しているにもかかわらず、まだまだ『天気予報はあたらない』と信じている人が多いのが気にかかります。特に年配の人に多いでしょうか。口を開けば『天気予報はあてにならないから』と言ってくれます。例えば、10月の時点で、今年は暖冬になる、という予報が出ていました。実際、札幌の気温を11月~12月第5半旬まで見てみると、暖冬と言って良い。どう見てもかなり暖かい。僕は10月下旬の時点で、寒気が入って一瞬寒くなることはあっても、平均を取れば11月~12月は予報通り暖冬になる、と思っていましたし、職場でもそのように現場に報告していました。しかし、ある先輩社員は『気象庁が暖冬と言っているから、今年は暖冬にはならない(断定)』などと言っていました。上っ面の情報だけを見てるからそういうことになる。僕は予報の中身をきちんと見て、当たるであろう予報と当たらないかもしれない予報を判断しているのですが、これを全く信用してくれないのです。これではやる気も無くなるというものです。因みに、長期予報があたりそうかどうかの判断基準はやはり海面水温です。僕は太平洋とインド洋を中心に見ています。海面水温の予報にはバイアスがかなりありますが、そのことをわかっていればそこそこ役に立ちます。それに加え、冬も前半と後半で傾向が変わる年が結構あります。これらのことを考慮した上で、不用意に『今年は暖冬』と言い切らず、『11月~12月は暖冬』と判断しました。
さて、前述のように常に天気図をチェックしていたら、時にはニュースになる24~48時間くらい前から、被害が出るかもしれない天気というのが見えます。世間からそれだけリードしていれば、色々な手がうてるはず、と信じていました。確度の高い予報が出ていれば、3日前から1時間ずつ残業をして、当日は全休または半休、とするのが目標でした。何も対策を考えず、予報が外れることを祈りながら仕事をするのは、外仕事の我々にとってはイヤなものです。外れたら外れたで儲けものです(本気で予報を見ていればそんなに外れませんが)。しかしながら、この提案は年配の人には全く受け入れられることなく現在に至ります。20~30代の人の方が聞いてくれます。聞いてはくれますが、最終的に決定権を持つのは、聞いてくれない年配者。『天気予報はあたらない』という昔の情報だけが頭に残り、アップデートされていないのです。
そんな大人にはなるまい。
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