けさのラジオ英会話は認識系動詞か。realize, recognize, notice の使い分け、違いだった。I recognized her voice at once. = 彼女の声だと直ぐに分かった、で全然難しくないわ。そうすると、先週水曜2日の I knew it was Carol as soon as I heard her voice. = 聞くなりキャロルの声だと分かった、との「分かり」違いのニュアンスはどうなんやろ?。 というより、この日の放送で何の説明もなかったけれど、引っ掛かったところがあった。英語は文法に厳格な言語で、文法さえ理解すれば難しくない、と講師が常々仰っている。ところが、文法的に融通無碍、曖昧適当と指摘される日本語なら、彼女の声を聞いて彼女と分かった、とは馬鹿でも言わない。幼児でも「その声を聞いて」と言うはずである。だから、文法的には「its voice」か「that voice」を正統日本人なら選択する。ネイティブなら「her」が正しく、そう言うとは意外であった。やっぱり英語は難しいやん。
プロ野球クライマックスシリーズ第2弾が移動日休戦のため暇なので、東京は上野で開催中の大陶器市にやって来た。陶器市童貞なので、最初に入った店で2割引を提示され、大儲けした気分になって抹茶茶碗を2個買った。美濃焼だった。隣の店に入ったら、萩焼を扱っており、店主に「茶碗は一に井戸(萩)、ニに楽(京焼)、三唐津と言うんです」と説教され、悄気げた。美濃焼は?と聞いたら、「番外」やって。そのクソ親父の店でちょっと気に入ったのを取って幾らか聞いたら、さっきの美濃焼と同等の値段だったので、地団駄を踏んだ。ぐるっとひと回りしている内に、気に入った美濃が無くなっていると困ると思い、速攻買いしたのが誤りだった。株でもFXでも幾度となく繰り返してきた失敗を又やってしまった。悔しかったので、萩焼の花瓶を茶道教室の先生に上げるため買った。ナンピン買いでもよく失敗したので、あのキツい性格から、もっと目を養った方が良いですよ、と言われないか心配になってきた。
みのならば かるびより歯応へ あるべきを
焼肉ならねば 萩のしも降り