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●私の趣味履歴 ドライブ編2

2011-06-21 21:31:13 | 好学庵日記
私とドライブ

アメリカ、キャンピングカーでの旅が心に一番残っているとしたら2番目には、仕事仲間のカメラマン4~5人(女性は入れない)で、金曜の晩に仕事を終えて出発し、1泊する道内での旅を、冬と夏にそれぞれ行なっていた。良く釣りに出かけていた仲間達なので気心は十分合い(私だけがそう思っていたのかな~)ただ、遊びに出かけるだけでも、楽しい時間は過ごせるのだが、そこはクリエィター同士、其の時々にテーマを決めての遊びだった。
最初のテーマは「野付半島で、白鳥の写真を撮る」だった。まだ日の出る前に現地に着き、車の中で仮眠。日が出始める頃起きたが白鳥は見当たらない、「ナンダー」と思っていたら
なんと海全面白鳥だらけ、白くて見分けがつかなかっただけだった。それから撮影開始、さすがプロ、機材は高級品、三脚を立て望遠でのぞく世界はマッコと絵になるな~。しかし寒い。寒いと言うより痛い。まだ防寒対策が充分でなく(ダウンの物は高価で手が出なかった)5分と外に出ていられなかった。カメラのオイルも凍り付きシャターが下りずらく、懐に機材を入れ温めながらの撮影だった。年を追うごとに防寒対策も整って来たもんだった。
其の他のテーマは「手作り」そり滑りや、オリジナル凧揚げ大会など、仕事が終わってからカメラスタジオで手作りに精を出し完成させ、夜中の出発で網走や稚内に飛んだもんだ。いい大人が子供みたいにハシャギ回る様は地元の子供達もショック!帰りにはプレゼントし、喜ばれた。路上脇に車を止め朝飯を車中で、輪になって鍋をしていて学校行きの子供達がビックリしていた事も思い出される。車はハイエースで冬は寒くて体の真から冷え、常に寒さとの戦いだった。対策としてはコンパネを床から周りへと巡らし、大分解消はした。阿寒町ではマイナス30度以上を体験し、朝出発しようとしたら、前回パンク修理した所の糊が変質しタイヤ2本がパンクしていた。また、あまり客の来ない旅館で晩飯の刺し身に当たり、トイレにしがみついて水道も凍る夜を明かした仲間の話は今でも新鮮。秘湯巡りでは、本当に着くのだろうか心配シドウシのドライブで、着いてみれば蛇さんが湯に浸かっていたなど、寒さや苦しく大変な物ばかりでなく楽しい企画もある。モデルを連れての撮影会、素晴らしい景色と美女の取り合わせ、思い出に残る旅だった。
それから、洞爺湖畔でイグールで一泊なんて考え現地に行き、雪を固めてブロック上にするがこれが、水を掛けても固まらず最後はかまくらに変更する。機密が良く人数が多いため酸欠になりかけ窒息死しかねなかった。「あぶね~」ホースを外に出し、片方を口に食わえて寝るか!冗談でなく思った。
大きな工作として手作りのインディアンカヌーを自宅の車庫で2ヶ月も掛かって作り上げ、支笏湖や、洞爺湖、千歳川や釧路川の川下りをしたもんだ。この話はいずれまたの機会に・・・。
ところで話は変わるが車での思い出に、感心したことがある。ロケバスで旭川空港に東京よりのモデルを迎えに行った時、札幌からの出発で時間的にヤバイ感があり、ドライバーは近道してもいいかと許可を求めて来たのでOKを出したら、山道に反れ雪道を逆ハン切ってドリフト走法。バスの逆ハン!これには私も驚いた。空港に着いたら約束の時間より30秒の遅れ、ドライバーはラリーの体験者だった。まだまだ書きたい事は山ほどあるが、趣味の履歴の一幕として思い出されるドライブである。
この企画も消滅する時が来た。原因は、創造する遊びの無い自然破壊のゴルフだった。
  次回はオーディオ

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