どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

フラワーザク開発中

2012-10-20 02:36:40 | 相模屋ザク豆腐等
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さて相模屋の豆腐プリンの型で、花いっぱいザクを作ろうとゼラチンのみでゼリーを作ってみた。一応食べられるが、花の形を活かすために、柄とかガクを残したままにしているのと、加熱が甘いので食用はオススメできない。
花をまだあら熱が残っているゼラチンの液に漬けては型に付けて、固まった頃を見計らって次のゼラチン液をそそいだはずだったのだが、花が全部浮いてしまって下の方に張り付いてしまった。もちろん時間をかければ何とかなるのだが、まあ材料の事を考えればそうも言ってられない。
そのため凝固点より少し高い温度で長時間維持できるかと言えば、やった事が無いので不安だ。ゼラチンがその間変質する可能性もある。そして次にこの型から最適なゼリーになるようなレシピがあるはずで、それは寒天とゼラチンの混合だと考えているので、出来るだけ短時間で処理できる手法を考えなければいけない。
これは説明した方がいいだろう。ゼラチンはタンパク質で、実は熱に弱い。ただ一旦固まったものでも、キチンと熱をかけて溶かして、また固める事は可能だ。しかし沸騰させるとかは厳禁だ。温度のバランスが難しい。逆に寒天は食物背繊維で、一旦固まると熱をかけてもその繊維がバラバラになりにくい。なので再溶融が高温すぎる。
この場合、花の間に出来る気泡がどうなるのかだが、気泡を最後にはどう抜くのかも考えている。今回はそのバランスをうまく作れなかったと思う。

さて相模屋に、型から出した時に最適になるように設計しているのはすばらしいと、メールで送った所、社長が本当に陣頭指揮をとって、試行錯誤したらしい。これは本当に凄い事なのだ。実際ゼリーで遊んでいる私だが、単品で作る私と量産する彼との差は圧倒的だ。機械があるからとか材料の安定供給とかだけではない。

さてこの写真をオタクに見せた所、全方位系のオタクにはなぜかザクとすぐに解ってもらえたが、なぜかガンダムファンにはすぐに解ってもらえなかった。これは予想していた事なのだ。実は型を抜く時に失敗して、前の部分が大きく欠損したので後ろ斜めで撮影している。おまけに透明だし目もないし、とても解りにくいのだが最後は誰もが納得してもらえる。
すこし面白かった。やっぱりザクは凄い。




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