
キクザキイチゲは、関東圏では比較的高い山の植物となっている。盛岡は東北なので、市街地に平気で生えている。ウチの庭にも生えている。そして近所には比較的大きな群落がある。
とはいえこの群落には大きな変遷があった。この場所はずっと長らく放置されてきた。夏場は薮になり、地面に日が当たらない状態だった。これが草刈りをするようになり徐々に復活。しかし今度は草刈りを豆にやるようになった。すると今度は徐々に衰退しつつある。
実はキクザキイチゲは薄紫の花なのだが、草刈りをはじめてからほとんど見かけなくなった。またニリンソウも、周囲の樹が寿命で倒れたりするうち見かけなくなった。ここはアズマイチゲもかなりあるのでややこしい。
この群落は保全されるべきものではないが、いろいろと考えさせられるものだと思う。
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