以前買った花の中からつぼみが出てきた事をかいた。今回は安定してつぼみの中につぼみが出来る花。
日本原産のランでフウランという花がある。これの選抜種のことを富貴蘭と日本の古典園芸では言い表しているが、この中の変わり種の品種で「春及殿」という花がそれだ。
写真がそれで、なんかよくわからない咲き方をしている。写真の中に参考として同時期に咲いた「紅雀」という品種の花を入れたが、花の色はともかく(普通は白)として一般のフウランの花の形はこうだ。
品種的に花芽の形成に異常があるようで、花芽の中に花芽が出来てその先にも出来て…という花だ。蘭の特徴である「距」が二つ出ているので、まともに近い花芽は2段まで、あとは栄養不足か花びらだけで咲く。単純な八重咲きではない。
今年は大雪の影響や、震災の影響もあって冬の管理が全然出来なかった。そして骨折。よくぞ生き残ったと思うと同時に、なぜか今年は花が多い。
P.S 7/15 写真を入れ替えました
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