goo blog サービス終了のお知らせ 

どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

カメラマンと写真8

2013-01-03 03:36:46 | 写真の話し
ところであなたは写真を撮りたいようですね。カメラもあるようです。もちろんケータイカメラでも十分です。使い捨てカメラでも十分です。あ!使い捨てカメラは極めて優秀ですよ。あの機構が簡単すぎるから、シャッターチャンスはかなりとれます。単純な機構の方が使い易い実例です。

太陽がある限り、光はあります。私らの周りには様々な光源があります。全くもっての文明の光です。この光については呪いをかけたいので、あとで話しましょう。

あと必要なものは?被写体です。写したいものが無ければ写真は撮れません。

ここがポイントです。写したいものがあるのにうまくいかない人が多いのです。
まず第一に、カメラをもちたい人です。次が誰かの作品のように取りたいと思う人です。そして最後に写したいものを見失っている人です。

まず第一ですが、これはある意味論外です。例えばライカの何とかチュウーレンズのために写真を撮るのは意味がありません。もちろん私も新しいレンズやチェックのために試し撮りはします。ただ使えるかどうかのテストなので、目標があります。その目標レベルにあるのかどうかが大切で、逆にこの一点だけでは誰にも負けないレンズなんか欲しがっていますが、絶対自分で安心できるレンズが重要なのであって、味の使い分けなんか正直な所無理です。
逆に被写体がいっぱい動く訳で、というか変化します。光も変化します。その中で最適なレンズ選択なんてする前に、コイツに命をかけないと、イヤ逆だ。ダメな組み合わせでも使いこなさないとダメなんです。

実はカメラのデジタル化で、こういった話しが減ってきました。理由は簡単です。フィルムの厚さと光学素子の薄さの違いです。フィルムは何のかんのと言って、レンズ特性にあわせて多層分割しています。これがレンズの光学特性の曖昧さを吸収してきました。だがデジタルになると厚みがありませんん。真っ平らな撮像素子があるだけです。レンズの物理特性そのまんまで撮影してしまうのです。

古いレンズを、デジタルで使えば使うほど、恐ろしい幻滅にブチ当たる訳です。

現実に今、あのニコンの50㎜F1.4は使いにくいレンズです。今の新型でもイマイチです。理由は設計が古いからです。デジタルではもう難しいレンズなのではないのでしょうか。その上でライカの解像度とかツアイスのコントラストとかは、かなりの弱点になりつつあります。
両方もっていないと難しいのです。高解像度高コントラストレンズです。実際使うと難儀します。ニコンの50㎜F1.8の新型なんてそうでしょう。でもこういったレンズが今後の流れです。最強のレンズですが、過去のレンズの使いこなしを知っていると、かなり汚く見えるレンズでもあります。
固すぎるのです。でも解放で使えるデジタルレンズはそう滅多にありません。


さて我が家にはニコンの24-12ミリF4のレンズがあります。これはD-80までは一絞りから使えるレンズでしたが、現在のDー7000では2絞りのレンズに成り下がっています。


カメラの変化にレンズがついて行っていない状況があります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。