火曜日は素晴らしい夕日だった。プールに行くが1000メートルしか泳がなかった。
理由は月曜日に飲みすぎたからだ。いや正確に言えば真夜中に飲みすぎたのだ。
午前中に響に行ったら、喫茶渡辺のマスターがいた。この二人が揃ったということで、熱田さん意地悪すぎます。40年もののコニャックを開けるんですね。で、匂いを嗅がせるのです。まあこれも勉強です。とはいえ意地悪。で、グラスに注いでさらに匂いを嗅がせるのですよ。渡辺さん、今日は実家に用事があるということで全体飲めない。これ拷問です。私は拷問に耐えられず飲んでしまいました。渡辺さんは涙をこらえているのが良くわかります。匂いだけでもと本当悔しそうでした。
シカーシ、簡単な仕事があったのですが、もうこうなったらアルコールが夕方残る量まで飲んでしまえと飲んでしまいました。
オッソろしい香りでしたね。純粋な、ぶどうの鮮烈な香りと枯れて尖った感じの味わいがとんでもないものでした。
もう仕事は放り投げます。飲める時には飲む酒でした。ありがとうございます熱田様。
ただね、真夜中にキチっと味わえなくて、悔しくて悔しくて安酒を飲みすぎてしまいました。
リベンジに響に行く。前のジャン・フューもすごかったが、今回のコニャックは響のマンデリンを潰す勢いだ。ガトーショコラとでもヤバイ。この酒は若かった時にはどんなにジャジャウマだったのだろうか。枯れてそれでも華をひらかせて、痩せてはいるが色気の残る酒だった。
美しい酒だった。
ショットバーで飲んだらオソロシイ金額の酒であった。
明日例のアンプが届くんですよ、そう熱田さんにゆうと、パワーアンプではあまり変わらないのではないのか。そうなんですが、私のシステムでは効果が見込めると考えています。理由はスピーカーが86デシベルの能率で、レシーバーの能力が25Wしかないからです。だから最低限の効果はあると見込んでいます。そうかね、そういった会話をしたのです。
朝に胸騒ぎがして起きた。いつもの佐川が早めに来る。そういったのは、ワクワクドキドキの現象だ。で、その通りになった。
「自転車があったから、いると思いました」心憎いな、佐川急便。いつもの乱杭歯のオヤジ。個人情報を把握しているというのを露骨に見せんな、と言いたいが、やっぱり彼は可愛い。そして今回ほどありがたいと思ったことはない。
今日はプラスティックゴミと古紙の収集日だったのだ。梱包材から全部すててしまった。
梱包を一気に外して、ゴミ捨て場に走って、アンプを接続します。
今日は1日、音楽三昧になってしまいました。
実はこのアンプで衝撃を受けたのは、音楽ではない。FMのアナウンサーの声だった。東京のスタジオはテレビと共用するように原稿が書かれて、テレビと共用になっている。だが地方局はまだラジオはラジオという括りがある。それは専門性とか伝統という意味でそういった教育制度があるからなのだが、スタジオの癖はある。
私、NHK盛岡放送局でライトマンしていたので、わかるのですが、コンソールのモニタースピーカーから出てくる音という確認用の音なのですが、ヤマハのNS-10だったと思うのですが、全く同質な音でした。ウチのスピーカーでもそうなるというのは、いえ値段の割には優秀だと思うのですが、ヤマハも褒められたもんじゃないと思うのですが、とりあえず原音です。それと同じ音が出てくるというのは、とても変なアンプです。いえ正確に言えば忠実なアンプです。10Hzから50kHzまでー1.5dBのフラットな特性です。
これはヤバイ。とりあえずこのアンプの使い方をどうすればいいのか、マジメに考えます。多分こいつは、貸出用にいいだろう。マジメにこれはタダで貸す。ダンピングファクター1kHz150以上というのはマジだった。
我が家には今悪魔がいる。とてもまずいことになった。
こいつは我が家で育てられない。
こいつは誰かに貸し出してしまうのがいい。旅をしてもらおう。そうするのが一番いい。