本日はベクトルの最終回。
4月からずっとやってきたベクトルも今回で終わりと思うと悲しい。
今度は「数列」という怪物が待っているからだ。
大好きなベクトルの最終回ということで、いつもより気合が入る。
今日のテーマは「ベクトルを用いた立体図形の証明」。
ここで登場する図形としては、(正)四面体と平行六面体を抑えておけばなんとかなる。
それぞれで原点をどっか都合のいい場所にとって、そこから3方向への位置ベクトルをとりa,b,cとおけば、それぞれの辺はみんなこの3つのベクトル(あるいはその和や差)で表すことができて、証明は楽になる。
で、たいてい示すべき事は「ある点がある直線上にあること」であったり、「ある直線が別の直線と垂直であること」だったりするので、共線条件と垂直条件の復習は欠かせない。
いずれにせよ、このような証明問題では、最終的にどのような式が成り立つことが示されればよいのかをまず考えることが大切になってくる。
ゴールが明確になれば、後はそれに向かって計算していくのみである。