授業者日記

バファローズ・スワローズのことや授業のことについて書いていました(現在は定期更新停止中)

雨水(うすい) & 授業プリント公開

2010年02月19日 10時00分25秒 | 中2国語・社会(2009年度)
今日2月19日は、雨水です。
<空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ>なんですね。
寒さ峠を越え、しだいに春が近づいてくるころ。
今日は寒いですけど、来週は暖かいみたいです。うれしいなぁ。
春はもうすぐそこまで来ている(んですかね?)

ところで、わたしが授業で使っているプリントをweb上に置きましたのでご紹介します。
私のHP からもたどれるようになっていますが、以下のところに(中2の分だけですが)あります。

地理
歴史

wordファイルをそのま置いています。
ほんとはPDFにしたいけど面倒で。

どうぞご自由にご活用くださいませ。

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中2国語・社会  1月16日から2月7日まで

2010年02月09日 20時45分59秒 | 中2国語・社会(2009年度)
今日(9日)は暖かかったですねぇ。
このままずっと暖かいままならいいけど、そうはいかんわな。

中2国語・社会の1月16日から2月7日までの分をまとめておきます。
板書画像はクリックすると大きくなります。

1月16日(土)
社会:満州事変,五・一五事件,二・二六事件,日中戦争,国家総動員法など
国語:走れメロス(2回目)


1月24日(日)
社会:第2次世界大戦(前半)
国語:走れメロス(3回目)


1月31日(日)
社会:第2次世界大戦(後半)



2月7日(日)
国語:漢詩




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1/10(日) 中2国語・社会

2010年01月10日 23時09分12秒 | 中2国語・社会(2009年度)

↑ クリックすると大きくなります

年明け最初の中2授業。

国語は太宰治の名作『走れメロス』の第1回。
冒頭部分を読解した。

社会はいよいよ昭和に入り、<世界恐慌と各国の対応> と題して授業した。

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12月 中2国語・社会

2009年12月27日 23時45分10秒 | 中2国語・社会(2009年度)
中2国語・社会の12月分をまとめて書きます。
忙しくて個別記事作る余裕ないわ…。

12/6(日) 
祖父の通夜のため、自習。

12/13(日) 
地理:人口について②(過密と過疎)
国語:「モアイは語る」のワークシートを解く(2回目)



12/20(日)
歴史:政党政治の始まり,大正デモクラシー,普通選挙
国語:「モアイは語る」の解説(1回目)


12/27(日)
歴史:社会運動,関東大震災,大正時代の生活と文化
国語:「モアイは語る」の解説(2回目)


今年の社会は、去年より遅れてるなぁ…。時間足りんかも。
次回の中2授業は、1月10日 です。だいぶ授業ないわ。

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11/29(日) 中2国語・社会

2009年11月29日 23時39分55秒 | 中2国語・社会(2009年度)
※ 板書画像はクリックすると大きくなります

中2の授業。

国語は『モアイは語る』のワークシートをやってもらいました。

社会は地理で、人口についてやりました。



1.1km^2 あたりの人口である「人口密度」を使って、人口の集中度合いを知ることが出来る。
2.平野・盆地・大河川の流域は人口が多く、乾燥帯や寒帯は人口が少ない。
3.20世紀後半以降の人口急増を「人口爆発」といい、特に発展途上国で顕著。
(死亡率が低下し、出生率は高いままのため)
4.先進国では死亡率・出生率の両方が低下して「高齢化」が進行。
5.日本の人口は約1億3000万人で、世界10位。
6.戦前と戦後しばらく(ベビーブーム)は出生率が高かったが、現代では出生率が低下して、「少子高齢社会」となっている。
7.年齢別の人口分布を示した「人口ピラミッド」は、国の発展とともに、富士山型→釣鐘型→壷型 の順に変遷する。
8.日本の人口は、東京大都市圏,大阪大都市圏,名古屋大都市圏 の「三大都市圏」へ集中していて、これらだけで全人口の半数を占める。
9.他には、札幌・仙台・広島・福岡 などの「地方中枢都市」へも人口が集中している。
10.東京から大阪(神戸)まで連続する都市群を「東海道メガロポリス」という。


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11/15(日) 中2国語・社会

2009年11月15日 23時11分55秒 | 中2国語・社会(2009年度)
少々国語が遅れていて、今回と次回で徒然草と漢詩を終わらせないといけない。
だから、今日は国語オンリーです。

大慌てで授業していて、写真を撮れず、今日は写真がありません。

[1] 徒然草の概要は前回説明してあるので、序段の読解から。
語句の意味を確認して、だいたいの内容を解説して、係り結びについて説明した。

[2] 徒然草の52段、『仁和寺にある法師』の読解。
仮名遣い,難読語,語句の意味などを確認して、内容を整理した。

[3] 漢文訓読法の基礎
返り点(レ点と一・二点)のルールを説明して、書き下し文を作る練習をした。

[4] 漢詩の読解
『春暁』を題材に、詩の形式(五言絶句など),押韻,起承転結などを解説した。

次回はのこり2つの漢詩を解説していきたい。

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11/8(日) 中2国語・社会

2009年11月08日 23時22分15秒 | 中2国語・社会(2009年度)




中2の授業。

歴史は「第1次世界大戦後の世界」。
1.第1次世界大戦中の日本は、戦場にならなかったため、ヨーロッパからの製品の注文が多く、好景気(「大戦景気」)となった。
2.日本やイギリス・フランスなどの諸国は、ロシア革命の自国への波及を恐れ、1917年から1922年にかけて「シベリア出兵」を行った。
3.シベリア出兵による米の買い占めから、凶作でもないのに米価が跳ね上がったため、人々が米の安売りを求める「米騒動」が全国で発生した。
4.第1次世界大戦後の1920年代、アメリカの発言力が増し、超大国・アメリカ が誕生した。
5.1920年から1921年にかけての「ワシントン会議」では、中国の独立・太平洋地域の現状維持・日本の山東半島権益の返還・海軍軍縮などが決められた。
6.インドでは、「非暴力・不服従」を唱える「ガンディー」の下で、反英運動が展開された。
7.日本の植民地となった朝鮮では、1919年3月1日に「三・一独立運動」が起こった。朝鮮の人々が独立を宣言し、“独立万歳”を叫んでデモ行進を行った。
8.二十一か条の要求などで反日意識が高まっていた中国では、1919年5月4日、学生や労働者による反日運動が激化し、「五・四運動」が起こった。

国語はまず、前回積み残した係り結びについて。
文の結びは通常は終止形であるが、「ぞ」・「なむ」・「や」・「か」・「こそ」の係助詞があると、連体形で結んだり、已然形で結んだりすることになる。
このように、係助詞があることによって、文の結びが終止形でなくなることを「係り結び」という。

続いて、『徒然草』に入る。今日は概論。
『徒然草』は、鎌倉時代末期の「随筆」で、作者は「卜部兼良」。
日本三大随筆の一つである。
※ 三大随筆 = 『徒然草』(兼好)・『枕草子』(清少納言)・『方丈記』(鴨長明)
根本思想は「無常観」で、幅広いテーマについて書かれている。
作者の卜部兼良は歌人で、当時は和歌四天王の一人とされた。
宮中に仕え、有職故実(ゆうそくこじつ)の知識に長けていた。
30歳の時に出家したため、「兼好法師」とよばれることも多い。
有名な序段は以下の通り。

つれづれなるままに、
日暮らし、硯に向かひて、
心にうつりゆくよしなしごとを、
そこはかとなく書きつくれば、
あやしうこそものぐるほしけれ。

次回は、序段の解説から。

10/25(日) 中2国語・社会

2009年10月25日 23時03分24秒 | 中2国語・社会(2009年度)
中2の授業。
社会は、第一次世界大戦とロシア革命について。

□ 第1次世界大戦
1.1910年ごろのバルカン半島は紛争が絶えず、「ヨーロッパの火薬庫」とよばれていた。
2.1914年6月28日,「サラエボ事件」勃発(オーストリアの皇太子夫妻がセルビア人に暗殺される)
3.オーストリアはセルビアに宣戦布告。
ドイツ・トルコがオーストリア側につき、イギリス・フランス・ロシアがセルビア側につき、「第1次世界大戦」がはじまる。
※ イギリス・フランス・ロシアのグループを「連合国」,ドイツ・オーストリア・トルコのグループを「同盟国」という。
4.日本は、1902年の 日英同盟 を理由に連合国側で参戦。
ドイツの中国での租借地である、山東半島の青島(チンタオ)などを攻撃した。
5.1915年,欧米列強が第1次世界大戦に必死になっている隙に、日本は中国に対して「二十一ヶ条の要求」を提示。ドイツ権益の継承や、旅順・大連の租借期間の延長などを求めた。
6.戦争は 連合国側 の勝利。1919年「ベルサイユ条約」を締結。ドイツは巨額の賠償金を負わされた。

□ ロシア革命
1.ロシアでは皇帝の専制政治に対して、民衆の不満が蓄積していた。
2.1917年3月,労働者や兵士がストライキ・反乱を起こすと、皇帝は退位し,臨時政府が作られた(三月革命)。
3.三月革命の折、労働者や兵士の代表者会議である「ソビエト」が形成された。
4.1917年11月,亡命先から帰国した「レーニン」は、臨時政府を倒し、社会主義をとなえる世界初の政府を樹立した(十一月革命)。
※ 三月革命と十一月革命をまとめて「ロシア革命」とよぶ。
5.1922年には、「ソビエト社会主義共和国連邦」(ソ連)が成立。1991年の崩壊まで続く。

□ 国際連盟の結成
1.「民族自決」とは? → 自民族の政治体制や帰属は、他民族あるいは他国家の干渉無く、自分たちで選び決めるということ。
2.アメリカの「ウィルソン」大統領が提唱して、1920年に「国際連盟」が結成された。
3.アメリカは国内の反対で加盟せず。ドイツ・ソ連もはじめは除外。
4.本部はスイスのジュネーブに置かれ、事務局次長として「新渡戸稲造」が活躍した。

国語は平家物語の後半。
那須与一が扇を射落とし、その後舞を舞った男を射倒す顛末までを、少々急ぎ足になったが解説した。
係り結びについての解説ができなかったので、次の持ち越しとした。

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10/11(日) 中2社会

2009年10月11日 22時45分45秒 | 中2国語・社会(2009年度)
中2の社会の授業です。
前回の続きで、日露戦争・韓国併合・辛亥革命・条約改正 について授業します。

<<日露戦争>>
1.1904年「日露戦争」が開戦(日本がロシアの軍艦を襲ってはじまる)
2.日露戦争は日本の勝利に終わり、アメリカの仲立ちで「ポーツマス条約」が締結された
ポーツマス条約でロシアは、
① 韓国における日本の優越権を認め、 ② 旅順・大連の租借権と南満州の鉄道利権を日本に譲り、
③ 南樺太(北緯50度以南)を日本に譲り、 ④ 沿海州などの漁業権を日本に認めた。
3.日本は「南満州鉄道株式会社」を設立し、満州で経済利権を拡大した。
4.日露戦争は犠牲が大きかったわりに、賠償金を得られず、領土や権益も少なかったとして、「日比谷焼き討ち事件」などの暴動が起こった。
5.内村鑑三 や 与謝野晶子 は、日露戦争に反対した著名人として知られている。
6.日本の日露戦争での勝利は、アジア各地で独立運動をしている人々に刺激を与えた。

<<韓国併合>>
1.1905年日本は韓国の外交権を奪い、日本の保護国とした。
(伊藤博文が韓国統監に就任)
2.1907年には皇帝を退位させて、軍隊も解散させた。
3.日本の侵略に抵抗する韓国人の武力闘争を「義兵戦争」という。
4.1909年、韓国統監の伊藤博文が、韓国人の安重根によって暗殺された。
5.1910年、韓国は日本の植民地となった。これを「韓国併合」という。
(朝鮮総督府による武力を背景とした植民地支配)
6.日本史や日本語を教える、同化教育を推進したほか、土地調査事業で多くの農民から土地を奪った。

<<辛亥革命>>
1.中国で新政府を倒して民族の独立と近代国家の建設を目指す運動。その中心は「三民主義」をとなえる「孫文」であった。
2.1911年に武昌で軍隊が反乱を起こすと、全国に革命が広がり、多くの省が清からの独立を宣言した。これを「辛亥革命」という。
3.1912年には孫文を臨時大統領とし、首都を南京に置く「中華民国」が成立。
4.袁世凱が清の皇帝を退位させ、清は滅んだ。

<<条約改正>>
1.江戸時代の末期、欧米の5カ国と結んだ条約は、以下の2点で不平等であった。
 ① 相手国に領事裁判権を認めている
 ② 日本に関税自主権がない
2.1886年に「ノルマントン号事件」が発生すると、条約改正を求める声が高まった。
3.井上馨は「鹿鳴館」を建てて舞踏会を開き、条約改正を目指したが国民の反感を買った。
4.1894年、外務大臣の陸奥宗光の交渉で、「日英通商航海条約」が改正され、領事裁判権が廃止された。他の国との条約でも相次いで廃止された。
5.1911年には、外務大臣の小村寿太郎の尽力があり、関税自主権の回復が達成された。

次回は、「明治時代の産業と文化」をテーマに授業する予定。

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10/11(日) 中2国語

2009年10月11日 22時15分19秒 | 中2国語・社会(2009年度)
中2の授業です。
今日は、国語と社会を別記事にしようと思います。
1つの記事に1枚の写真しか載せられないので。

国語は、今日から、『平家物語』を授業します。
『平家物語』は鎌倉時代の軍記物語で、作者は信濃前司行長とされています。
平家の50年にわたる栄枯盛衰(えいこせいすい)を描いています。
作品を貫いている精神は、人間のはかなさと、全てのものは永久不変ではないという「無常観」です。
この作品は、琵琶法師の語りによって広められました。これは有名ですね。

とまぁ、こんな話をしてから、冒頭部分を読解しました。
あの有名な、「祇園精舎の鐘の声…」という部分です。
ふりがなをふって、仮名遣いをなおして、現代語訳を読んで、ちょっと補足して終わり。

次回から、「那須与一」の段をしばらくかけて読んでいこうと思います。

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10/4(日) 中2国語・社会

2009年10月04日 22時10分25秒 | 中2国語・社会(2009年度)
お盆が明けてから、ずっと授業の記事を書いていなかったので、ぼちぼち再開したいと思います。
なんせ「授業者日記」やからねw

基本的には、
(日)中2国語・社会 & 高3理系数学・物理
(木)中3国語・社会

中2の授業。
社会は今日から歴史で、明治時代後半からはじめる。
11月までに、大正時代まで終わらせる予定。

<ポイント>
1.「第2次産業革命」でドイツ・アメリカ中心に重工業が発達した。
2.「帝国主義」を掲げる「列強」はアジアやアフリカへ進出した。
3.列強の進出の背景にはスエズ運河開通などの交通網の発達があった。
4.1890年頃、朝鮮半島をめぐって 日本 と 清 が対立していた。
5.1894年に朝鮮半島で「甲午農民戦争」という内乱が起こると、日本と清が介入し、「日清戦争」となった。
(したがって、日清戦争の主戦場は日本でも清でもなく朝鮮半島である)
6.日清戦争は日本が勝利し、講和条約の「下関条約」が締結された。
(日本は台湾・遼東半島などの領土の他、2億両の賠償金を得た)
7.ロシアがドイツ・フランスを誘って、遼東半島を清へ返すように勧告してきた(「三国干渉」)。日本が返還すると、ロシアは遼東半島先端の旅順・大連を「租借」した。
8.欧米諸国が清へ進出をはじめると、清の国民による反乱が起こった。
(「扶清滅洋」をとなえる「義和団」を中心とした反乱)
9.ロシアに対抗したい日本は、同じくロシアと対立しているイギリスと、1902年に「日英同盟」を締結した。


国語は、『枕草子』の序段。
有名な「春はあけぼの。やうやう…」というやつで、全体を読んだ後、仮名遣いと語句の意味を確認した。
さらに、作者や時代やジャンルを整理した。
次回は『平家物語』の概要と、序文(「祇園精舎の…」)をやる予定。

PS:10月3日は中秋の名月でした。私は、3日も4日もきれいな月を見ることができましたが、みなさんは名月を観賞することが出来ましたか?

8/9(日) 中2国語・社会

2009年08月09日 23時31分27秒 | 中2国語・社会(2009年度)
お盆前最後の授業。
ケッペンの気候区分の詳細を説明した。

1.熱帯には熱帯雨林気候とサバナ気候がある
熱帯雨林気候:1年中高温多雨で熱帯雨林(密林)が広がる。短時間で多量に降るスコールがある。
サバナ気候:雨季と乾季があり、長い草の生える草原(サバナ)が広がる。

2.乾燥帯にはさばく気候とステップ気候がある
さばく気候:年間を通して降水量が微量である(20mm/year程度)。さばくが広がる。
ステップ気候:年間降水量が200mm/year程度で、短い草の生える草原(ステップ)が広がる。

3.温帯には温帯湿潤気候・西岸海洋性気候・地中海性気候がある
温帯湿潤気候:四季の変化がはっきりしており、降水量が比較的多い。日本は個々に分類される。
西岸海洋性気候:偏西風と暖流の影響で、緯度の割に温暖である。ドイツ・イギリスなど。
地中海性気候:夏はとても乾燥するが、冬は偏西風の影響で降水量が多い。イタリア・ギリシア・スペインなど。

4.冷帯は亜寒帯とも呼ばれる
気温の年較差が大きく、冬は厳しい冷え込みになる一方で、夏はそれなりに気温が上がる。タイガとよばれる針葉樹林帯がみられる。

5.寒帯には氷雪気候とツンドラ気候がある
氷雪気候:1年中氷点下で氷に覆われた世界。大半が無居住地域。南極など。
ツンドラ気候:1年のうち2~3ヶ月程度の短い夏のみ、気温が0度を超える。短い苔の生えた湿原(ツンドラ)がみられる。

国語は、ベトナム戦争を題材とした「ゼブラ」。
以前自習課題で解いてもらった問題を採点したものを返却して解説した。

盆休み明けは23日から再開。
社会 → 日本の気候
国語 → 短歌

8/2(日) 中2国語・社会

2009年08月02日 22時22分22秒 | 中2国語・社会(2009年度)
地形論が終わったので、気候へ。

1.気候の概論
(1) 気温は 赤道 付近で最も高く、緯度が高くなるにつれて低くなる。
(2) 気温は 高度が 100m 上がると 約 0.55 ℃ 下がる(気温の逓減率)。
問:富士山の山頂(3776m)は地上と比べて何度くらい気温が低いか?
(3) 地球規模で吹く風には、貿易風・偏西風・極東風などがある。
問:飛行機で、日本→韓国 と 韓国→日本 ではどちらが時間がかかるか?
(4) 局地的に吹く風には、
① 季節風 : 季節ごとに風向きが変わる(日本は夏に南東・冬に北西)
② やませ : 東北太平洋側の冷湿な北東風。冷害の原因。
③ フェーン : 山地から吹き下ろす高温多湿な風。盆地が酷暑になる原因。
④ おろし(颪) : 山地から吹き下ろす冷たく乾いた風。「六甲おろし」や「伊吹おろし」など。
※ おろし は冬に吹く。野球シーズンには決して吹かない。もし吹いたら、甲子園球場ではホームランが量産されるはず。

2.雨温図のよみとり
雨温図は、気温を折れ線グラフで、降水量を棒グラフで表したグラフ。
各地点の気候の特色をよみとることができる。
この図の読み取りは、定期テストや入試対策などでは必須の技術。

3.ケッペンの気候区分(入門)
ケッペンの気候区分は、植生に着目して気候を分類する。
※ 他には、気団と前線の現れ方に着目する「アリソフの気候区分」も広く知られている。

ケッペンの気候区分では、大きく5つの気候帯を考える。
A:熱帯
B:乾燥帯
C:温帯
D:冷帯
E:寒帯

乾燥帯(B)と寒帯(E)は 樹木 の育たない気候帯である。

次回は、これらの気候帯について、詳細に学ぶ予定。

国語は「盆土産」の解説。

7/19(日) 中2国語・社会

2009年07月19日 23時08分02秒 | 中2国語・社会(2009年度)
地理は、日本の地形の2回目。
先回は山と川と海をやったので、今回は平地。

1.平地の分類(平野・高原・台地・盆地・丘陵など)
2.日本の主な平野
3.扇状地と三角州
4.シラス台地と関東ローム

国語は「盆土産」のワークシートを最後まで終わらせてもらった。
次回解説する。