将軍様の手記

道の先へ

ヲタクの価値は

2005-08-27 21:55:29 | 日常












キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!



フジサワ中央という映画館で、『日本(世界?)初! 「ヲタク料金」設定!!』とのこと。
さあ、皆さん大きな声で申告してくださいねーm9(・∀・)

ちなみに

※イブニング・ヲタク
イブニング・サービス適用の場合、 通常 一般1,000円 学生以下800円のところ、「電車男」に限り 一般1,000円 学生以下・ヲタク800円となります。


だってさ。

HP見ると分かりますがこの映画館、どうやら2つあるスクリーンを合わせても330席ほどと、かなり小さな映画館のようですね。シネコン全盛の中、うまい話題づくりをしたものです。大手ではなかなかできないですよねえ(笑)

川嶋あい 『この場所から・・・』 について。

2005-08-24 23:00:54 | 趣味
さて今日は川嶋あいの1stアルバム『この場所から・・・』の紹介でもしましょうか。以前某ショボイ氏からこのアルバムについて語れってトラバをもらったので、全曲の簡単な感想なんかを中心に簡単にそれにお応えしますね。

諸事情により歌詞カードが無いので、歌詞は私の聞き取りです。


1.ガラスの中の私

『絶望の夜迎えた日 目の前はただ真っ白で』と始まるこの曲。曲全体から不安で押しつぶされそうな感じが伝わってくる曲です。福岡から上京したものの事務所から契約を打ち切られた頃、また、育ての母を亡くした頃の作品だからでしょうか。『凍りついたこの心溶かす春よ来て』『涙と微笑みとを浮かべて 曲りなりにも生きるの』と、何かに祈るような言葉が続きます。アルバムの出だしがこれなので、最初聴いたときはその歌詞の落ち込み具合が衝撃でした。

2.旅立ちの日に・・・

この曲は彼女がI Wishとして発売した曲『明日への扉』の原曲にあたる曲です。明日への扉は『あいのり』のEDになってましたね。この『旅立ちの日に・・・』は卒業をテーマにした名曲。入学から卒業までの出来事が、『明日への扉』よりもゆっくりとしたテンポで綴られています。『いつの日にかまたどこかで会える気がするからね 輝く日々を忘れないで』『今新たな扉開き遥かな年月経て つぼみから花咲かせよう』と、前曲から一転、前向きな決意で曲が終わっています。惜しむらくは、コーラス(別人?素人?)がド下手であることです。これが全体の雰囲気をぶち壊してるのが残念。

ところで彼女は卒業をテーマにもう一つ曲を作っています。5thアルバムに収録されている『twelve seasons~4度目の春~』がそれです。この曲は後に、『12個の季節~4度目の春~』として一部歌詞を変えシングルカットされました。こちらも名曲です。これらの卒業ソングは、3月に何度も聴きまくると自分が卒業するわけでもないのに涙が出てくるから不思議。きっと自分の心の中の何かが喚起されるんでしょうね。

3.未来への道

前2曲とは打って変わって、非常にアップテンポな曲。歌詞も心情描写ではなく明るい単語が並べられ、逆に川嶋あいらしくない(笑)曲。『そう信じて夢は叶う 負けないで追いかけて 強く輝いて』と、ひたすら前向きです。聞いていて安心する曲です。

4.天使達のメロディー

「(事務所から契約を打ち切られたときは)暗闇でした。真っ暗闇でしたね、目の前は」と、彼女が2004年11月に『僕らの音楽』内で語っていたのを聞いて、もう一度注意深く聴きなおしてみた曲です。彼女本人も『『天使たちのメロディー/旅立ちの朝』私の中で最も好きな曲のうちの2曲です。』と語っているように、相当思い入れのある曲のようです。それを知ってからこの曲を聴くと、『暗闇の中でこそきっと本当の希望は見える やっと気づいた一つのこと 私は今歩みだすから』の部分がより心に迫ってきます。また最近になって、『人は夢を持つからね 諦めたりするのですか?』という部分が気になってます。いろいろと。

5.My Story

3曲目と同じ感じの、軽めの曲。『君の持つ絵の具で 誰も真似できない明日を彩る』と、全体的に「明日」を前面に押し出しているのですが、『人は皆いつも許されぬ想いを 定めとして持つことがふとあるけれど』『悲しみ笑顔で包み 最後まで綴ろうよ My Story』なんてコトバがさりげなくひそませてあるあたりが意味深です。


とまあ、収録曲5曲を私なりにまとめてみました。アルバム全体を通してみれば、録音やアレンジがひどかったりコーラスが聴けたものではなかったりとかなり苦労して作った感があります。しかしその後の川嶋あいの活動の原点ともなったという意味では、貴重な一枚です。現在は廃盤になっているようですが、ぜひ再販してほしいものです。

またこの記事を書くにあたって、このアルバムに収録されている曲の歌詞を全部聞き取ってテキスト化してみました。歌詞カードがなかったからです。すると、今まで断片的にしか分からなかった歌詞が一つの大きなまとまりとして浮かびあがり、アルバムを深く味わうことが可能になりました。この機会を与えてくれた某ショボイ氏に感謝を。

最後に、川嶋あいさんの今後の活躍を願ってやみません。

新居見学

2005-08-21 10:23:05 | 日常
というわけで、新居を見学してきましたよ。建設中の構造物の中というのは概して狭く見えるものですが、実際今の家よりも10畳ほど狭いらしい。コンパクトな家でした。

内部では、ユニット工法の様子をつぶさに観察することができました。一つ勘違いしていたのですが、ユニット工法って部屋ごとにユニットを作るのではなくトラックで運べる大きさの単位でユニットを作るんですね。壁のところではなく部屋の中にユニットの境目があったりして、なかなか興味深いものがありました。



まだユニット同士の隙間が埋まっていない部分もあって、1階から天井が見えてます。

今と比べると小さな家ですが、息子二人が家を出れば、これでちょうどいい大きさなんでしょうね。その分予算も少なく収まりますし。

昼からは引越しのために自分の部屋の片付けなんかをしました。不要なものを大量に処分した結果、新居に持っていくものは小さなダンボール箱4個分に。中学・高校時代の品々を大量に片付けましたが、記憶を捨てるようで心が痛みました。いつかは整理しないといけないモノだったんですが、モノによって喚起される記憶というものもまだ生々しいものもありまして。モノを捨てることで、過去の自分を切り捨てるような感覚に陥りました。二十歳にしてこんな状態で、これから先やっていけるのか少し不安です。

家が建ってた

2005-08-20 22:29:44 | 日常
怒涛の一週間を過ごし、今日になって帰省しました。

実家の新築工事はいつの間にか進んでいて、今日見に行ったら外観は完成していました。父親に聞いたところ、棟上式から家の形が組みあがるまでに4時間しかかからなかったとか。最近の家作りは凄い。明日、家の中の見学に行くそうなので、付いていくことにしました。

久々にバイトに行った

2005-08-15 22:31:21 | 日常
約1ヶ月ぶりにバイトに行きました。テスト期間中やら原付旅行中やらでバイトをサボっていたら今月の稼ぎがヤバいことになってました。バイトも夏期講習中ということで、こんな変則的なシフトが組めるのですが。

というか、神戸市で警察の方々と話して以来、5日ぶりぐらいにまともに他人と話したってのは人としてどうかと思ったり。

これから、8:30-18:00×5日間の夏期講習です。ガンバロウ、私。

原付西遊記 備忘録

2005-08-10 22:42:26 | 原付ツーリング
というわけで1792kmの旅の記録でした。

7日間でかかったガソリン代は計5500円。平均燃費は約40km/l超。2stのJOGでこれですから、カブなんかだともっと伸びるんでしょうね。
和歌山→徳島のフェリーが2800円、三崎→佐賀関が1220円、松山→神戸が7840円。
ということで交通費合計17360円也。
ところで青キップの反則金が計14000円也。これでは交通費と変わらんではないか!!

ホテルにさえ泊まらなければ、驚くほど低価格で行けます。原付最高。

最後に、私がたどったルートを載せておきますね。


原付西遊記 7日目

2005-08-10 22:37:48 | 原付ツーリング
原付ツーリング7日目。最終日です。神戸→名古屋。
走行距離:211.7km
ルート:神戸→(R2)→大阪→(R163)→伊賀→(R25(旧道))→四日市→(R1)→名古屋

今日は5:10に目が覚めたので、そのまま6:50の入港に備えます。目を覚ますためにデッキに出て前方を見てみると、霧のかなたに微かな影が。橋の形からすると、どうやら明石海峡大橋のようです。海面を見渡せば、漁船や貨物船で航路は盛況。見てる分には楽しいですが操船は大変なんでしょうね。ご苦労様です。



さてそうこうしているうちに神戸六甲アイランドに到着。しばらく迷走した後にR2に出たので、後はこのまま東へ・・・アレ?正面の路上に警官が飛び出してなんか叫んでますよ。あ、そうですかまたスピード違反ですか。またまた1点、7000円。アイタタタタタ
いつの間にか、累積が4点になってますよ。あと2点しか余裕がないですよ。それに気づいて((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル いやー3日で2回も捕まるとさすがに凹みますね。もちろんほぼ全区間スピード(ryなのである程度は覚悟していましたが、たかだか45km/hで捕まるんだもんなあ・・・
というわけで、今日は全体的におとなしめに走行。30km/h走行を今までで一番長い時間やったのではなかろうか。

それにしても神戸は洒落た建物が多くありました。

そんなこんなで大阪府に到達。通勤時間帯と重なったため、かなりスリリングでした。某氏から「大阪の運転マナーは悪いよ」と言われていたのでどんな洗礼がくるのかと緊張していましたが、結構普通でした。東京より走りやすい。東京はマナー以前にクルマが多いですからね。大阪の都市の全体的な密度間はあまり高くないように思えました。まあ、場所にもよるんでしょうけどね。

大阪を過ぎると、後は再び京都と奈良と三重の山奥のR163へ。快適で景色もイイ(川に対岸の景色が写りこんでたりする。日本では初見)がトラック多い。R163を抜け、R25の旧道へ。伊賀で旧道に入るんですが、標識がないのでどこから入っていいのか分からずしばらく同じ場所を往復。いざ入ってみると噂通りのひどい道で、国道とは思えない峠+所々ダート。快適な名阪国道の旧道がまさかこれとは。仮にも二桁国道、しっかりして欲しいものです。
この旧道とR1が交差する地点で、ちょっとだけルートを外れてみることに。交通量の少ない県道を探そうという魂胆でしたが、目の前に現れたのはそれよりももっと凄い場所。



なんですかココは?まったく偶然、知られざる観光スポット?に入り込んでしまったようです。地図にも載っていないし。雰囲気は楽しめましたが県道は見つからず、諦めてそのままR1で名古屋まで帰ってきました。

こうして、7日間に渡る原付の旅は幕を降ろしたのでありました。走行距離は1792.0km、給油は1日に2,3回。
こうやって部屋でパソコンに向かって原稿を書いていても、「明日はドコへ行こう」と考えてしまうあたり、いまだに旅気分です。早く現実に戻らなければ、と思っていたところに見計らったようにバイト先から電話。これが現実、ハタチの夏の一炊の夢気分。

原付西遊記 6日目

2005-08-09 22:18:32 | 原付ツーリング
原付ツーリング6日目。広島→松山→フェリーで船中泊→神戸。
走行距離:222.6km(陸上部分)
ルート:広島→(R2)→尾道→(しまなみ海道)→今治→(R169)→松山→(フェリー)→神戸

今日はいろいろと考えさせられることになりました。

広島ではどこも訪れることなく出発。4年前の修学旅行で一通り原爆関連の資料は見ているので今回はスルー。
その後R2を東へ。
ひどい渋滞を抜けて、4年ぶりのしまなみ海道。しまなみ海道のメインルートは自動車専用道路のため、原付は基本的にサイクリングルート、つまり自転車と同じ道をたどることになります。
しまなみ海道は、四国と本州の間を結ぶ何本かの橋の総称です。

最初の尾道大橋を渡って、まず向島。普通にスルーする予定だったんですが、なんとここで『男たちのYAMATO ロケセット こちら→』みたいな看板を発見。実物大の戦艦大和のセットが組まれたのは聞いていましたがまさかこんなところにあるとは。船ヲタな私が、これを見逃すわけにはいきません。というわけでセットを訪問。



戦後60年の時を経て、造船所の一角に蘇った戦艦大和(ベニヤ製)。大和の各兵装の配置は大体記憶していますが、実物大にするとその巨大さに一瞬戸惑います。



大和と共に海の底に消えた幾千の若い命を想いながら、大和を後にしました。

次の因島大橋と因島を抜けると、そこは高校の修学旅行の時に歩いた生口橋。


(*注意* 上の写真、よく似た別の橋かもしれません。たぶんこれであってる)

あの時はこの橋とその次の多々羅大橋、そしてその間の生口島を歩くという企画がありました。このコースをいつか再び・・・。その思いは、4年目という早い時間に巡ってきました。
正直あまり覚えてないと思っていたんですが、記憶は自分で思うよりもしっかりしていたようです。瓢箪(ひょうたん)島も、あの時のままありました。



逆光なので分かりにくいですが、中央の黒い島がそれです。

炎天下の中で何時間も歩いたウォーキングコースも、記憶とともに原付の速さで通過。そして多々羅大橋へ。



やはりこの橋はこの角度から撮るのが一番のようです。

その後、村上水軍の伝説が残る大島などを通り抜け、4日ぶりに四国本土へ再上陸。進路を西に取り、松山へ。

市内では、先に松山入りしていた某ハソ氏と合流。同じ場所を出た人が、長い旅路の果てに異郷の地で出会う・・・ 大げさに過ぎますが、こんな出来事もあっていいんです。
彼と情報を交換しながら松山市内を散策。『坊ちゃん』の道後温泉にも足を伸ばし、そのまま一緒に夕食を食べました。



いろいろ語りました。彼が飲んでたビールの旨そうなこと。普段自分から酒を飲むことはないんですが、このときほど酒をあおりたいと思ったことはありませんでした。

21:30、彼と分かれて私は松山観光港へ。そこでは関西汽船のフェリー『さんふらわあ にしき』、2等寝台A室へ搭乗。2段ベッドが6つ、計12人が一つの部屋で寝るタイプの船室。もう一つ安いプランに、大部屋で雑魚寝というものもあったんですが個人的好みにより却下。やっぱり客船は2段ベッドでしょう。そして部屋に冷たい北大西洋の水が・・・いやここれは別のお話ですね。
デッキに出てみると正面には四国の灯、そして頭上には満点の星空。この20年間の中で2回目となる天の川に感動。白鳥座ってこんなに大きかったっけ?修学旅行中らしい高校生達の喧騒もまた一興。いい気分で就寝。

ところで、本来なら今日は広島から松江へ行く予定でした。しかしどうも夏の日本海側というものに魅力を感じられなかったので四国に行ってみたわけですが、正解でしたね。日本海へ抜けるともう一泊余分にかかる、というのも瀬戸内海を選んだ理由にありました。
再び四国へ行くと決めたのは別府でした。その頃には、少し旅に疲れを感じ始めていたのです。某ハソ氏も言っていましたが(沢木耕太郎も同じようなことを言っていた気がするが)、そろそろ旅の終わりを考えるべき時にきていたのかもしれません。当初の『原付で九州へ行く』という目的を達成してしまったとき、もはや旅の終わりは始まっていたのかもしれません。

原付西遊記 5日目

2005-08-08 22:17:16 | 原付ツーリング
原付ツーリング5日目。福岡→広島。
走行距離:308.7km
ルート:福岡→(R3)→(関門国道トンネル人道)→(R2)→小群→(R9)→山口→(306)→(R434)→(R186)→(広島県道30号)→(R2)→広島

福岡を出ていざ本州へ・・・と思っていたら、門司でヤラカシタ。海峡を横目に快調に飛ばしていたら『そこの原付停まりなさい☆』(ノ∀`)アチャー
スピード違反で白バイに捕まって1点、計7000円を国庫に納めることになりました。ああ出費が・・・

青切符切られるのは2回目なので、手続き自体は慣れたもの。慣れたくはないけど。原付でツーリングしてるって知った白バイの中の人は、私が今日のうちに広島まで行くと言ったら驚いてました。何度も「気をつけろよ?」と心配そうに言われましたが、これって「安全には気をつけろよ」とも「スピード取締りには気をつけろよ」ともとれますね。
関係ないけど、白バイってカコイイね。ホンダの大型。いかにも速そうなマシンでした。これで車に体当たりして停める事もあるっていうから驚きです。

さて白バイと分かれて今度こそ関門海峡へ。予想よりもはるかに狭い。海峡っつーより溝ですな。



関門橋は通れないので、地下の国道のそのまた下の、人と自転車と50cc以下の原付専用の通路を歩いて渡ることに。閉所恐怖症になりそうな道。

本州に上陸後は、中国山地の中を疾走。茶色い瓦が緑に映えますね。


ツーリング○ップルに『中国・四国に多い 人の気配を感じない国道』とあったとおり、路を行くのは原付と風のみ。
幾つもの山を越え、道は高度を上げてゆきます。上の写真の手前側にある(写ってません)トンネルを越えると、案の定雨でした。



幻想的な雨の峠は、油断すると牙をむきます。しかも雨が降ってるところに限って道が狭い。これが国道なんだもんなあ。
だんだん霧っぽくなったりして。天国への入り口かここは。



最後にr30の長い下り坂を下れば、そこは4年ぶりの広島。閑静な住宅地に迷い込んで彷徨いましたが、なんとかバイパスでないR2に出、平和記念公園近くのホテルにチェックイン。ホテルに着いたら、衆議院解散の号外が。やれやれ、私の最初の選挙はどうやらこれになりそうです。

晩御飯はホテルの目の前にあった小さなお店、『おこのみ焼きハウスきょうと』でそば入りのお好み焼きをいただく。おしゃべり好きな店の親父と談笑。ハンちゃんから電話。なんだかんだで似たようなところを回っている彼と私。明日は松山で運命の邂逅を果たす・・・予定。

原付西遊記 4日目

2005-08-07 21:42:13 | 原付ツーリング
原付ツーリング4日目。別府→福岡。
走行距離:172.9km。
ルート:別府→別府ロープウェーに寄り道→(大分県道11号(湯けむりの道))→(R210)→(R211)→(R201)→福岡

今日は距離的にはおとなしめ。出発も遅めにして、休憩ムード。
景色を楽しみつつゆっくりめに走りました。

今日のハイライトは別府から由布院を抜けるルート。火山地帯の景色がイナミックですね。四国の山の中とはまた違う趣。輝く由布岳。





しばらく久大本線に沿って西へ進み、その後北へ。距離が短いのでまだ日が高いうちに福岡に到着。晩飯後に立ち寄ったファミマで、謎なオバサンがゴネて店員さんを困らせていました。傍若無人なオバサン、というのはどこにでもいるものですね。ようやく解放された店員さんの安堵の表情が不思議にカワイカッタ。

そういえば別府でロープウェーに乗ったんですが、周りは家族連れ+カポーばかり。失敗orz


原付西遊記 3日目

2005-08-06 00:41:11 | 原付ツーリング
原付ツーリング3日目。高知~別府。
走行距離:308.9km(陸上部分)
ルート:桂浜→(横浪黒潮ライン)→(R197)→(林道)→四国カルスト→(林道)→(R197)→三崎→(国道九四フェリー)→佐賀関→(R197)→別府

桂浜は、なんだか観光地観光地しててウザかったので華麗にスルー。夜に来たらまた違った趣があったんでしょうな。
私としては、桂浜から西へ太平洋沿いに少し行ったところにある、仁淀川の河口付近の海岸の方が落ち着きました。どうですこの思わず寂寞の思いに包まれてしまうこのビーチ。私しかいない、まさにプライベートビーチ状態。浜辺に座り、打ち寄せる太平洋の荒波と吹きすさぶ風によって心が荒涼としたイメージで満たされること請け合い。



物思いに浸った後は、何度目かの山岳路を行きます。というより、四国には山か海しかないようです。
R197にある道の駅『布施ヶ坂』のアメゴ寿司で昼食。
その後、延々と山を登って四国カルストへ。



この峠で私のエビドリア号に異変が。長い上り坂を登っているときに、スロットル全開にしても全くに加速しなくなるトラブル。上り坂が原因かと思いましたが、平坦な場所に来ても変わらず、スロットル全開でも30km/hも出なくなりました。コレは・・・熱ダレってやつかな?原因不明。下り坂になると症状は治まり、普通にスピードが出るようになりました。

そして四国カルスト。牛+高原+カルストが織り成す、日本とは思えない光景。足元には霧に包まれた山々。最初に発見した人は、天上の世界と勘違いしたんではないかと思える場所。カルストの上空だけ曇ってたのが残念。



カルストから下りてくる道の眺望も最高でした。






愛媛県へ抜け、爽快な佐田岬メロディーラインへ。三崎の尾根を走るこのルートは、道の両側に海が見える場所もあってなかなか気持ちがいいコース。



三崎→佐賀関はフェリー。乗船手続きをしていると、紅いVFRに乗った、同い年ぐらいのライダーさんが声をかけてきました。少し話してみると、彼も学生で、しかも日本一周旅行をしている、とのこと。とてもフレンドリーな人で、そのまま船に乗っている間中雑談をしてました。
彼はキャンプや健康ランドに泊まりつつ東京から下道を旅してきて、初日は御前崎・渥美半島・知多半島を周り名古屋の金城埠頭近くの公園で泊まったとか、徳島の山奥でダートに入ってしまって立ちゴケしたとかいろいろと興味深い話が聞けました。
彼と話していて実感したのは、やはり800ccも排気量があると一日に移動できる距離もバイクに詰める荷物も桁が違うってことですね。その分燃費は悪いようですが。聞いてみると、大体、彼の一日のガソリン代=私の一日のホテル代、といった感じ。旅のどこにお金をかけるかってことですね。

彼と話しながら見る佐田岬



出航から70分、あっという間に九州へ。彼はVFRを駆って南へ、私は西へと向かいます。大分の七夕祭による通行止め+大渋滞で、市内を抜けるのにかなりの時間を費やしましたが、なんとか別府に到着。
温泉にも入ってみましたが、日焼けで腕がヤケドみたいになってるので体だけ。

・・・・・ところで、九州についたとたん、達成感と共にモチベーションが下がってきました。帰りのルートを変更するかもしれません。

原付西遊記 2日目

2005-08-05 00:38:02 | 原付ツーリング
原付ツーリング2日目。徳島市→高知市(走行距離278.7km)
ルート:徳島→(R55)→(徳島県道19号)→(R195)→(徳島県道36号)→(R55)→高知

フレンドリーなおじいさんに別れを告げ、四国をひたすら南下・・・のはずでしたが、徳島市内の地図をよく見たら「日本で一番低い山」との表示が。しかも場所はホテルからR55への途中にあるではありませんか。これは行くしかありませんと、徳島の田んぼの中を山を探す。
アバウトな地図のため、これかと思って上ってみたらこれがまったく関係ないお稲荷さん(ω)だったりしてかなり迷いましたが、道端を自転車で走ってたおじいさんに聞いてみたところ場所が判明。おじいさんの説明も慣れたものでした。
で、ついた山がこれ↓



・・・山?標高はなんと6.1m!2階建ての家と同じぐらいのサイズで山ですかそうですか。一応記念登山してみました。歩いて10秒で上れました。頂上から周りを見渡してみました。名古屋の下宿からの眺めの方がいいです。
ってか山の定義ってナンデスカ。人がそれを山って言えば山なんですか?
山頂には記帳所があり、私が本日一人目のようでした。昨日のものをみてみるとあるわあるわ。市内やら神戸やら大阪やら、挙句の果てに北海道から来てた人もいるみたいです。実は有名だったのね。

ひとしきり登山を堪能した後は、室戸岬を目指してR55を一直線。
のはずでしたが、それもツマランと思って脇道の県道に入る。
・・・ヤラカシタorz 選択を間違えました。
車一台がやっと通れるぐらいの幅の道+ところどころ未舗装+右は断崖左は何回も崩れた後のある山肌。それが延々と続く悪路でした。数日前に通った岐阜県道33号より数倍リスキー&スリリング。ショボイ氏なら分かってくれるはず。
ところどころ絶景ポイントがあり憩えましたが、それでは埋められないほど怖かった。そんな道にも関わらず急カーブの向こうから何台もの車が現れ、すれ違う。何回も死にかけました。

やっとのことでR55に戻ってくると、あとは一路室戸岬。途中で夫婦岩なるものを発見。



そして室戸岬。黒い岩が沖までゴロゴロしてました。



岬で休憩後、向きを西に変えてその先の高知市へ。
岬の前後40kmほどは本当に走っていて気持ちがいいコース。魂が浄化される感じ。左に太平洋の荒波、右には青々とした緑、そして山。鳥肌モノの景色が何度も目の前に現れてきました。

そんなこんなでたどり着いた高知市には、路面電車がワッサワッサ走ってました。

ところで走行中、ふと睡魔に襲われ意識が飛びかけたことが何度かありましたが、腕が紫外線で焼かれていく痛みを利用してその眠さを耐える。吸血鬼か私は。
ホテルの風呂に入ってみたら、腕に激痛。確か去年も、いきなりオーストラリアに行ったらこうなった。普段引き篭もってモソモソやってるからこうなるんですね・・・


原付西遊記 1日目

2005-08-04 00:36:10 | 原付ツーリング
原付ツーリング1日目。名古屋市→徳島市。走行距離:288km(陸上部分)
ルート:いなべ市までは廃墟や琵琶湖までと同じルート。
名古屋→(R1)→桑名→(R421)→いなべ市→(306)→(R165)→(R24)→和歌山→(南海フェリー)→徳島

津で某氏の母校に寄り道。



炎天下の中、練習に精を出す高校生。お疲れ様です。
津からは伊賀路を西へ。絶景ポイントが数箇所。道が狭く止まれなかったのが残念。
奈良に入ると、歴史の時間に聞いた地名が続々登場。廃寺とか古墳とか多すぎ。通過しただけなのが本当に残念です。また絶対に来ようと思います。
奈良を過ぎると紀ノ川沿いを下ります。トラックが行き交う高速ルート。
フェリーは時間が合う便に乗ればいいやと思って港に行くと、次の便は10分後に出航、とのこと。あわてて乗船手続きをし、出航直前に乗船。







2時間弱の航海の後、初の四国(本土)の地を踏みました。

徳島で泊まったホテルでは、フロントのおじいさんが話しかけてきました。ビジネスホテルなので普段はビジネスマンしか泊まらないそうで、学生が泊まるのは珍しかったようです。
私が名古屋から原付で来た、というと話が盛り上がりました。彼も若い頃、ホンダのバイクでツーリングしてたそうです。彼が若い頃、というのはまだ名神高速道路がなく、フェリーと国道を乗り継いでの旅だったんだとか。バイクで行った最東端は岡崎、とのこと。身近な地名(イトコが住んでる)にびっくり。なんか凄い親近感が沸きました。
いい旅のスタートが切れました。