今年の3月にiPodmini分解記事を書いたんですが、アクセス解析を見る限りいまだに根強い需要があるようです。半年でiPodも進化し、nanoやビデオ再生機能つきの機種なんかが出てきていますね。そろそろ旧型に不具合が生じ、修理してみたくなる頃なんでしょうか。というわけで、余剰パーツを人に譲った記念に、もう一度分解レポートを書いてみることにしました。
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注意事項★☆★
・半年前の記憶に基づいていますので、一部誤りがあるかもしれません。
・写真は分解後、再度組み立てた上で再分解したときのものです。
・極小サイズのプラス、マイナスの両ドライバーを用意するとよいでしょう。
・あくまで趣味の分解です。
・この分解方法では、取り返しのつかない傷や破損が起こる可能性があります。
・この記事を読んで分解し損害が生じても、私は責任を取りません。
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まあ、一応書いておかないとね・・・
さて、分解です。写真はクリックすると別窓で大きくなります。細かい部分は拡大しないと見えないので、活用してください。
下から。このiPodminiは、友人が壊してしまったのを譲り受けたもの。中に入っているマイクロドライブを回収するために、いざ分解の旅へ。
上から。私はこちらから分解しました。再び使えるようにする気は端からないので、ゴリゴリ分解していきます。
まず至近距離でドライヤーをあて、上ブタを暖めます。すると少しだけ軟らかくなりますので、筐体の側面を手で押して力を加えつつ、極小サイズのマイナスドライバーを筐体と上ブタの間に差し込みます。
上ブタが外れました。接着剤が付いているので、剥がすときは慎重に。再び組み立てると、ほとんどの場合HOLDボタンが使用不可能になるそうです。確認はしていませんが。
次に、中ブタの両側に見えるネジを外します。極小サイズのプラスドライバーを使って外します。メガネのネジ用のドライバーが丁度よい大きさです。ネジが外れたら、中央に見える穴にドライバーを引っ掛けて手前に引っ張ると・・・
はい、中身がズルズルっと出てきます。これで目的は達成されたようなものです。この際、液晶画面が傷つかないように注意してくださいね。くれぐれも無理な力を加えないように。
裏側はこんな感じです。電池と日立製マイクロドライブが見えてますね。この向きで搭載されていたかは覚えていませんが・・・
同様に下ブタも外して分解完了・・・と思ったら、クリックホイールをまだ外していませんでした。クリックホイールは下ブタ側から外します。ホイールを上から押し込みながら外していきます。この際、私はホイールの一部を削ってしまいました・・・
削れた部分は、写真ではきれいに白トビして分かりにくくなってますね。別に補正したわけではありませんよ(笑)
はい、これで分解完了です。お疲れ様でした∠(・∀・)
回収したマイクロドライブは、このようなアダプタをつけて使用中です。DVDに焼くよりも、気軽にそこそこの容量のデータを運べるので便利です。友人たちの間で
いろいろなデータの受け渡しに使用中です。実家のPCと同期取るときも便利。
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iPodminiを分解してみました。(最初の記事)
iPodminiのハードディスクと弟と自分(2番目の記事)
私が参考にした海外サイトが閉鎖されていたのが残念(><)