将軍様の手記

道の先へ

原付西遊記 2日目

2005-08-05 00:38:02 | 原付ツーリング
原付ツーリング2日目。徳島市→高知市(走行距離278.7km)
ルート:徳島→(R55)→(徳島県道19号)→(R195)→(徳島県道36号)→(R55)→高知

フレンドリーなおじいさんに別れを告げ、四国をひたすら南下・・・のはずでしたが、徳島市内の地図をよく見たら「日本で一番低い山」との表示が。しかも場所はホテルからR55への途中にあるではありませんか。これは行くしかありませんと、徳島の田んぼの中を山を探す。
アバウトな地図のため、これかと思って上ってみたらこれがまったく関係ないお稲荷さん(ω)だったりしてかなり迷いましたが、道端を自転車で走ってたおじいさんに聞いてみたところ場所が判明。おじいさんの説明も慣れたものでした。
で、ついた山がこれ↓



・・・山?標高はなんと6.1m!2階建ての家と同じぐらいのサイズで山ですかそうですか。一応記念登山してみました。歩いて10秒で上れました。頂上から周りを見渡してみました。名古屋の下宿からの眺めの方がいいです。
ってか山の定義ってナンデスカ。人がそれを山って言えば山なんですか?
山頂には記帳所があり、私が本日一人目のようでした。昨日のものをみてみるとあるわあるわ。市内やら神戸やら大阪やら、挙句の果てに北海道から来てた人もいるみたいです。実は有名だったのね。

ひとしきり登山を堪能した後は、室戸岬を目指してR55を一直線。
のはずでしたが、それもツマランと思って脇道の県道に入る。
・・・ヤラカシタorz 選択を間違えました。
車一台がやっと通れるぐらいの幅の道+ところどころ未舗装+右は断崖左は何回も崩れた後のある山肌。それが延々と続く悪路でした。数日前に通った岐阜県道33号より数倍リスキー&スリリング。ショボイ氏なら分かってくれるはず。
ところどころ絶景ポイントがあり憩えましたが、それでは埋められないほど怖かった。そんな道にも関わらず急カーブの向こうから何台もの車が現れ、すれ違う。何回も死にかけました。

やっとのことでR55に戻ってくると、あとは一路室戸岬。途中で夫婦岩なるものを発見。



そして室戸岬。黒い岩が沖までゴロゴロしてました。



岬で休憩後、向きを西に変えてその先の高知市へ。
岬の前後40kmほどは本当に走っていて気持ちがいいコース。魂が浄化される感じ。左に太平洋の荒波、右には青々とした緑、そして山。鳥肌モノの景色が何度も目の前に現れてきました。

そんなこんなでたどり着いた高知市には、路面電車がワッサワッサ走ってました。

ところで走行中、ふと睡魔に襲われ意識が飛びかけたことが何度かありましたが、腕が紫外線で焼かれていく痛みを利用してその眠さを耐える。吸血鬼か私は。
ホテルの風呂に入ってみたら、腕に激痛。確か去年も、いきなりオーストラリアに行ったらこうなった。普段引き篭もってモソモソやってるからこうなるんですね・・・