こうなると、単なる漢字の読み違いでは、
済まされない!!
『偽』の政治版である!!
『踏襲(とうしゅう)』を『ふしゅう』と読み違い、『未曾有(みぞう)』を『みぞゆう』と読み違えるのならば、笑って済ますことが出来る。『政策』を『政局』と読み違えることは、ゆるされない。
麻生首相は、『政策重視』と言いながら、実は『政局重視』で事を運んでいる。それは事実が証明している。政策を唱えているけれども、それには何の
理念もなく、俄焼き刃の杜撰なものである。2兆円バラマキも、何のセーフティーネットにもならない無駄金使いになるだろう。その金があるのなら、もっと有効な使い道があるはずだ。これは、公費による選挙買収と揶揄せられても仕方がない。
これを何ら不自然不合理として、阻止出来ない政府与党の重鎮が可笑しい。国民は馬鹿ではない。自分の血税を選挙用ににばらまかれて納得しているは
ず
がない。しかも、それが何の政策になるのかも疑わしい。経済効果などあるわけがない。そもそも、租税は薄く広く徴収することによって、重点配分してこそ経
済効果を生むものである。その為に徴収費用を費やしているのではないか。バラマクためにバラマキ費用を費やすことなど、あきれてものが言えない。
結局、一律配給こそ、『買収』の意図を透かし見せている。困窮家庭、フリーター、生活保護、育児手当の特別給付等々、効果的配分と配分理念が必要不可欠である。世の勝ち組に数万円程度は、それこ一回の飲み代にもならぬ捨て銭となることは、目に見えている。
世紀の愚策である。
愚策しか思いつかない麻生首相は、マンガの中ではカッコつけたと見られるかも知れないが、世間はマンガではない。そんなストーリーはあり得ない。マンガの
中の首相は、マンガのように総理大臣を演ずる。恰もマンガで描く分かり易い総理大臣の解説のように、解散権を私物化する。そして、マンガのように
総辞職を余儀なくされるであろう。
まるでお話にならない、失態の連続である。
【転載開始】2008年11月14日 (金)
麻生首相は「政策より政局」を「政局より政策」と読み間違えたのではないか
植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-b880.html
麻 生首相は「政局より政策」と発言してきたが、「政策より政局」という原稿を読み間違えたのではないかと思われる。年末の中小企業の資金繰りが大変だと力説 していた麻生首相が「政局より政策」と考えていたのなら、補正予算の国会提出を来年まで先送りすることは考えられない。元々「政策より政局」を基本に据え ていたのだろう。
「Easy Resistance」様、「私好みのimagination」様、「こわれたおもちゃをだきあげて」様、ありがたいお言葉をありがとうございます。心より感謝申し上げます。
月 刊誌『文藝春秋』に赤坂太郎とのペンネームによる政治解説連載記事がある。政治評論家が持ち回りで執筆していると言われるものだが、2008年12月号に は、「麻生が「解散先送り」を決意した夜」と題する記事が掲載されている。副題に「批判の多いホテルでの会食。そのとき、麻生はある人物を招いた-」とあ る。因みに赤坂太郎は麻生首相のことを指しているわけではなく、長く続いているペンネームだ。
麻生首相は『文藝春秋2008年11月号』に手記を寄せ、臨時国会冒頭での衆議院解散をかなり明確に宣言した。ところが、選挙での惨敗の可能性が濃厚になり、解散総選挙を先送りしたと見られている。こうした経緯から、同誌は麻生首相擁護の論評を掲載したと考えられる。
『週刊東洋経済』の政治解説連載記事は「FOCUS政治」だが、2008年11月8日号には政治評論家の歳川隆雄氏が「任期満了が浮上 解散めぐりなおバトル」と題する記事を執筆している。
→②に続く