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自民党・丸川珠代厚生労働政務官、派遣会社いいなりに法改悪を主張。

2013-03-20 | 労働
Megadeth - The Right To Go Insane


派遣会社の広告に登場した丸川政務官

国会でもデタラメ答弁

丸川珠代厚生労働政務官(参院東京選挙区)が15日の衆院厚労委員会で、「日雇い派遣の原則禁止」について「見直すというのが厚労省の方針」とでたらめな答弁を繰り返し、与党議員もあきれ返る始末でした。

 丸川氏は2月25日に派遣会社の新聞広告に登場し、昨年10月施行の「日雇い派遣の原則禁止」を「見直すべき」だと主張。これに対し厚労省内から「施行したばかりで見直しなどありえない」と指摘されていました。

 同日の委員会でも民主党議員が「厚労省の公式見解か」「自民党も禁止に賛成したのにおかしい」と質問しました。

 ところが、丸川氏は「厚労省の見解」との答弁を繰り返し、慌てた厚労省の事務方から耳打ちされると、「(見直すべきというのは)議員としての見解。議論をしてほしいというのが厚労省としての見解」としどろもどろ。支離滅裂な答弁に「詭弁(きべん)だ」「理事会で協議すべきだ」との声が相次ぎました。

 法令順守させるべき立場を投げ捨て、派遣会社いいなりに法改悪を主張する―政務官としての資格が問われる問題になっています。(深)

厚生省 「議員としての見解」

 丸川珠代厚生労働政務官(参院東京選挙区)が、昨年10月施行されたばかりの「日雇い派遣の原則禁止」について「見直すべきだ」などと発言をしている問題で、厚労省は19日、「参院議員としての見解を述べたものである」として、見直す考えはないとする見解を衆院厚労委員会理事会に提出しました。
 丸川氏が厚労省の方針にも反して派遣会社いいなりに法改悪を主張していることを示しており、政務官としての資格が改めて問われます。
 丸川氏は派遣会社の新聞広告に登場し、「ニーズが多いのを抑えるとアンダーグラウンドに潜る」などと派遣会社の立場に立って原則禁止に反対。15日の国会答弁でも、原則禁止の見直しが「厚労省の見解」と繰り返していました。
 厚労省の見解は、発言は「参院議員としての見解」とした上で「法制度の一般論として発言したもの」として、原則禁止は誤りだとする発言内容についても否定。厚労省内の研究会で見直しについて議論していると発言していることについても、「諸課題について幅広く議論を行っていただきたいというのが厚労省の見解」だとし、原則禁止の見直しを議論しているわけではないと強調しています。

(しんぶん赤旗2013・3・17、20)

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