ヒデ系の瞳

平和憲法尊守

英国首相官邸捕獲員「ラリー」を守れ。

2013-10-29 | 労働
世界こぼれ話。

英国

英国に実在する役職「首相官邸ネズミ捕獲長」-。職務にあたるのは、ネズミの天敵の猫です。官邸がある街にちなみ「ダウニング街の猫」とも呼ばれます。同国では現在、職務怠慢を理由に捕獲長を「更迭」され、捕獲員に格下げとなったオス猫ラリーと、キャメロン首相との不仲説が浮上しています。

きっかけは、同国の記者が著書で「(首相は)ラリーを好きではない」と明言したこと。理由として▽抜け毛がスーツに張り付く▽官邸内にキャットフードの臭いが漂う-などを挙げています。

国民は不仲説に機敏に反応し、ツイッターを中心に「ラリーを守れ」の世論が沸騰。官邸側は弁明に追われ、首相自身もツイッターで「ラリーと私は二ャン壁(完璧)にうまくいっている」と釈明しました。

ネズミが多いダウニング街で、「捕獲長」は1920年代から続く歴史ある役職。以前は官邸予算から年100ポンド(約1万6000円)の賃金も出ていましたが、財政難の中、現在は官邸職員が飼育代を支出しているといいます。

2011年2月に就任したラリーですが、およそ半年後、目の前を走るネズミを無視し、あくびをするという「不祥事」が発覚。昨年、職務能力を問われて更迭されました。後任には、メス猫フライヤが就任しています。(島崎桂)。
(しんぶん赤旗日刊紙2013年10月3日号)。


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