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参議院選挙結果について 日本共産党・志位委員長が記者会見

2013-07-24 | 日本共産党
参議院選挙結果について

志位委員長が記者会見


(写真)記者会見する志位和夫委員長=21日、党本部
 
日本共産党の志位和夫委員長は21日午後11時45分ごろから記者会見し、次のように述べました。

 一、まず私は今度の参院議員選挙でご支持をいただいた国民のみなさん、大奮闘していただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からのお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

 一、結果は、今、現在進行形でありまして、まず比例代表については、私たち5議席を目標としていますが、今、開票の途中で、三つを確保したという、現有を確保したという段階ですので、開票の結果を見守りたいと思っています。

 選挙区については、現在のところ、東京、大阪、京都と三つの選挙区での勝利を得ることができました。

 選挙区での勝利は12年ぶりのことになります。そして全体として議席を改選の3を現在のところ6まで倍増させることができました。これは非常に重要な前進といっていいと思っています。

 私たち、国政選挙という点で言いますと、1998年の参院議員選挙で躍進を勝ち取って以降、なかなか難しい政党配置の状況が続いてきて苦労もしてまいりました。

 ですから、国政選挙という点では議席を伸ばしたのは15年ぶりということになりますが、今後のことを考えても大変大きな国政における反転攻勢の大きな足がかりを得た選挙になったといえると思っています。

 一、私たちは今度の選挙で自民党と正面から対決し、四つの転換ということを訴えて選挙戦をたたかいました。

 一つは国民の所得を増やして景気回復をはかる。二つ目は原発ゼロの日本を作ろう。三つ目は憲法を守り、生かした平和日本を。そして四つ目にアメリカいいなり政治をただそう―という四つの転換、四つのチェンジということを訴えてたたかいましたけれども、この訴えが国民のみなさんに全体として評価をしていただいたと考えています。

 一、全体として、今の状況の中で、自民党の政治にたいする、「これは危ないぞ」という危機感や不安感、これを少なくない国民の方がお持ちだと思うのですね。消費税の大増税の問題、憲法9条の改定の問題、原発再稼働の問題、こういう道を暴走するのは危ないぞという気持ちが少なくない国民のみなさんの中に広がっている、そういう中で、日本共産党が自民党と正面から対決して暴走にストップをかける頼りになる政党としておおいに力を発揮していきたいと決意しています。

 同時に私たちは対決とともにどんな問題でも抜本的に打開策を示して、この選挙戦をたたかいぬきました。これも今後に生かしていきたいと考えています。

 一、私たちは今度の選挙によって国会での新しい力を得ましたので、公約の実現のために全力を挙げて頑張りたいと思います。

 そして強く大きな党を作って、次の国政選挙ではさらに大きな躍進をめざしていきたいというふうに考えています。

共産党 参院比例得票515万票

衆院ブロックなら17議席

 21日投開票の参院選の各党比例代表得票を衆院選の11比例代表ブロック(定数180)で試算すると、日本共産党の515万4055票は、10ブロックで計17議席を獲得できる比例得票に匹敵します。昨年の衆院選で日本共産党は、東北、北関東、東京、南関東、東海、九州・沖縄の各ブロックで1議席、近畿ブロックで2議席の計8議席でしたが、この力関係を大きく変えうるものです。

 試算は、衆院比例ブロック単位で各党の参院比例得票をドント方式で計算し、獲得議席を割り出しました。

 それによると日本共産党は、北海道、東北、北陸信越、中国、九州・沖縄の各ブロックで1議席、北関東、南関東、東海の各ブロックで2議席、東京、近畿の両ブロックで3議席が獲得できることになります。

 四国ブロックでは、今回の参院比例票にあと1万5019票上乗せすれば、1議席を獲得できる計算です。

 ドント方式 比例代表選挙で各党の得票数に応じて議席数を決める場合に用いられる計算方式の一つ。各政党の総得票数をそれぞれ1、2、3…と整数で割っていき、得られた数の大きい順に各党に議席を配分していく方式です。衆院の比例代表選挙は11ブロックに分かれています。


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