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何を書くかわからない

●羽子板

2018-01-01 10:07:25 | 政治

◆羽子板(はごいた)は、長方形で柄のある板。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%BD%E5%AD%90%E6%9D%BF
羽子板飾り(女の子が生まれた家に贈り正月に飾る)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9a/Battledore_decoration%2Chagoita%2Ckatori-city%2Cjapan.JPG/220px-Battledore_decoration%2Chagoita%2Ckatori-city%2Cjapan.JPG
分類

羽根突きに用いる競技用の羽子板と、飾り羽子板に分別できる。

羽根突きの様子    https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/71/Kusakabe_Kimbei_152_Girls.JPG/120px-Kusakabe_Kimbei_152_Girls.JPG

    
骨董市で売られている様々な古い羽子板。実際に羽根突きに使われていたものもある。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/25/Hagoita%E7%BE%BD%E5%AD%90%E6%9D%BFC132643.jpg/90px-Hagoita%E7%BE%BD%E5%AD%90%E6%9D%BFC132643.jpg


歴史
室町時代の文献『下学集』に「正月に羽子板を用いた」という旨の記述があり、これが文献における羽子板の初見だと言われる。胡鬼板(こぎいた)とも呼ばれ、羽子板で突く羽根を胡鬼子(こきのこ)と言い、蚊を食べる蜻蛉に似せて作られていた。

なお、『下学集』よりも12年古い『看聞日記』には「正月五日に宮中で、こきの子勝負をした」との記載がある。「こきの子」とは羽子板のことだと言う。

当初は羽根突きの道具として用いられたが、徐々に厄払いとしても使われるようになり、魔除けとして正月に女性にあげる習慣もこのころ出来たとされる。江戸時代に入ると、歌舞伎役者などをかたどった押絵羽子板が流行し、元禄期以降になると、遊びの道具として定着した。井原西鶴の『世間胸算用』に、正月に羽子板が江戸の市場で他の正月用の玩具と共に売られていたという言及がある。その後種類が増加し、金箔、銀箔を施した高級品も現れ、幕府が華美な羽子板の販売を禁止したり、製造について制約を課すなどの干渉をすることもあった。文化、文政年間になると、押し絵により人気俳優などの有名人を模った羽子板も登場、明治時代に入ると、新たな技術が応用され、羽子板の種類は更に増えた。近代から現代における羽子板は、運動用、遊戯用に主眼を置いており、かつての儀式的な道具としての要素は失われている。現代では東京の伝統工芸品に指定されている。

浅草寺 羽子板市
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fa/Hagoita-1.jpg/220px-Hagoita-1.jpg

毎年12月17日から同19日までおこなわれる行事。江戸時代から現代に至るまで浅草寺で開催されており、毎年大勢の客が訪れることで有名である。押絵羽子板の産地としては埼玉県春日部市とさいたま市岩槻区(旧岩槻市)が有名[要出典]。

また、2012年から久月が参加し、その年に話題となった人物を素材にした変わり羽子板を作成、出展している


◆正月と羽子板・破魔弓
http://www.ningyo-kyokai.or.jp/sekku/shougatsu.html
羽子板・破魔弓の意味や飾る時期、初正月についてご説明しております。
羽子板・破魔弓の意味
羽子板 破魔弓 お正月の羽根つきは、江戸の昔から女の子の遊びです。そして羽子板は、女の赤ちゃんの無病息災のお守りの意味も持っています。羽子板でつく羽の玉、あの黒くて堅い玉は“むくろじ”という大木の種ですが、これは漢字で「無患子」と書きます。「子供が患わない」という意味が込められています。

 破魔弓は読んで字のごとく、魔よけ、厄払いのお守りです。男の子の元気な成長を願いお正月の縁起の祝い物となっています。また神社の破魔弓や、棟上げの際屋根に立てる破魔弓も弓矢のもつ魔除けの力を信じることから生まれた習慣です。
 羽子板も破魔弓も、ともに古来からの行事であった新春の年占いや厄払いがその始まりです。男の子が弓矢で的を射て年占いをしたのがのちに破魔弓になり、女の子がお正月に羽をついて、その年の厄払いをしたのがのちに美しい羽子板を生み出したのです。

飾る時期
 羽子板や破魔弓は、12月の中旬以降に飾り付けたらよいでしょう。お正月には贈って頂いた方々を招いてご家庭でおもてなしするのもよい方法です。
 しまうのは、1月15日頃がよいでしょう。それはちょうどこの頃、お正月飾りを焼く左義長(さぎちょう・どんど焼きのこと)の行事が行われるからです。江戸時代には、宮中の左義長風景を描いた極彩色の左義長羽子板というものがありました。これは、このお正月行事と羽子板との密接な関係を物語っているものといえるでしょう。

初正月
 赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月を「初正月」といいます。わが国では古くからこの初正月を祝って、赤ちゃんの祖父母や、おじやおば、仲人、親しい友人などが、女の子には羽子板を、男の子には破魔弓を贈るという美しい習慣があります。

◆羽子板(お正月飾り)|スガ人形店
http://suga-ningyouten.com/ic/ca004
羽子板は女児の初正月を祝い、邪気を跳ね除け美しく無事成長することを願うための 大切な飾りです。 羽根突きの羽根の飛ぶ姿がトンボに似ていることから、蚊が病気を 媒介することを認識していた昔の人々は羽根をトンボに見立てました。そのことから蚊は トンボを恐れ、ひいては子供が蚊に刺されないという厄除けのまじないとして、正月に 羽根突きを行っていました。 また羽根突きの玉には、板でついたときの音が良いことから 「ムクロジ」という木の、黒くて固い種子が用いられています。 「ムクロジ」は「無患子」と 書き「子供が患わ無い」ようにとの意味が含まれています。

江戸時代には羽根突きの板に、現在の原型ともいえる歌舞伎役者の舞台姿を押絵で仕上げて取り付けた飾り羽子板が登場し、品気は高まり、急速に普及していきました。

昭和期に入ると美人画が多く描かれるようになり、衣裳もあでやかに、華やかになっていきました。また、ケース入りの羽子板が登場し、女児の初正月の飾り物として広く用いられるようになりました。

このように羽子板は正月の羽根突きの遊び道具、贈り物、飾り物という用途に加えて、女児の初正月を祝い、邪気をはね除け美しく無事成長することを願うための大切な飾りとなっています。

◆金沢の百貨店に変わり羽子板
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171231-00000001-hokuriku-l17.view-000
2017/12/31(日) 9:24配信
https://i.pinimg.com/564x/6e/8c/ad/6e8cad0485021a3437c29720ef393ddd.jpg
今年の話題を題材にした羽子板が並んだ会場=金沢市の香林坊大和

 金沢市の香林坊大和に30日、今年話題になった人らを題材にした変わり羽子板8点がお目見えした。
 人形メーカーの久月(東京)が毎年制作しており、香林坊大和では年末年始のひな人形の販売に合わせて紹介している。
 今年は、婚約が内定した秋篠宮家の長女眞子さまと同級生の小室圭さんや、上野動物園で誕生した赤ちゃんパンダ「シャンシャン」などが羽子板に表現された。7階特設会場で1月4日まで展示される。
 担当者は「めでたい話題がずらりと並び、縁起がいい。『インスタ映え』もするので、新年には多くの人に見に来てほしい」と話した。

 
◆五輪メダリストら「変わり羽子板」展示 高岡大和
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00093399-kitanihon-l16
2017/12/29(金)
https://i.pinimg.com/564x/fb/e8/66/fbe86673133d7527eddb434faff638a9.jpg
リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した内村・白井両選手の羽子板などが並ぶ=高岡大和

 リオデジャネイロ五輪の男子体操で金メダルを獲得した内村航平、白井健三両選手などメダリストを題材にした変わり羽子板の展示が29日、高岡市御旅屋町の高岡大和で始まり、訪れた人の注目を集めている。来年1月9日まで。

 羽子板は人形専門店「久月」(東京)が制作。今回は東京五輪まで千日を切ったことを記念して、2004年のアテネ五輪から2016年のリオデジャネイロ五輪で活躍したメダリスト17人を題材にした羽子板8点を展示した。

 陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した4選手や、メダルを持つレスリング女子の吉田沙保里選手と伊調馨選手など多彩な顔触れが並ぶ。

 家族と訪れた富山市新庄町の三日市結萌(ゆめ)さん(12)は「髪の毛まで細かく作ってあって驚いた。オリンピックを見たのを思い出す」と話した。
 
◆羽子板を初正月に贈る意味とは?羽根つきはなぜ顔に墨を塗る?
http://jpnculture.net/hagoita/
お正月、「羽根つき」をして遊んだ経験のある方はどれくらいいらっしゃるのでしょう。 最近はお正月だからといって羽根つきで遊んでいる女の子を見かけることは、ほとんど なくなったように思いますね。 羽子板は女の子に贈る習慣がありますが、その意味は何 なのでしょうか? また、羽根つきで負けた人は顔に墨を塗られてしまいますが、なぜ なのでしょう? 今回は羽子板と羽根つきについて、調べていきたいと思います。
 
◆歳の市(年の市)・羽子板の意味や由来は?
http://jpnculture.net/tosihnoichi/
年末の忙しい時期に開かれる「歳の市」「羽子板市」とは、どういうものでしょうか?

 
◆破魔矢とは?飾り方、処分の仕方と時期
http://jpnculture.net/hamaya/
お正月に初詣に行くと、初詣が終わった人たちが羽のついた矢「破魔矢(はまや)」を手にしているのを見かけませんか?
実際に手に入れたけれど、どこへ飾ればいいのか・・・どのタイミングで処分をするのか・・・悩んでしまったことはありませんか?
 
◆羽子板の選び方 | 石倉の羽子板 | 人形の館 石倉
http://ishikuraningyou.com/?mode=f11
羽子板のお顔には、手描面相、印刷面相などの種類があります。 伝統的な美人画を はじめ、最近では現代的なお顔も多く見られる様になってきました。 押絵技術. 押絵とは 、布で厚紙と綿を包んだパーツを組み合わせ、立体感のある絵に仕上げる技法です。 押絵は職人の技術の違いが現れる部分です。 お顔や手のバランスがよく、着物を着た 女性の仕草が自然に見える羽子板をお選び下さい。 土台に衣装を貼り込んで作る、 格安な木目込作り羽子板もございます。 お衣装. お衣装に使用される生地は金襴・友禅 ・刺繍など様々な種類がございます。
左右の色目や生地のバランスも羽子板を選ぶポイントです。



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