●【判じ物】
◆ はんじもの [0] 【判じ物】
なぞの一種。文字・図画などに,ある意味を隠し,人に判断させて当てさせるもの。 「ごたごた書かれていてまるで判じ物だ」
◆ごた ごた
一 [1] ( 副 ) スル
①秩序やまとまりのないさま。 「古道具を-(と)並べた店先」 「 -(と)した町」 「 -に詰め込む」
②物事が紛糾するさま。もめるさま。 「境界線をめぐって-する」
二 [0][4] ( 名 )
争い。もめごと。いざこざ。 「 -の絶えない家」
◆もめ ごと [0] 【揉▼め事】
争いごと。ごたごた。 「 -が絶えない」
◆なぞ なぞ [0] 【謎謎】
〔「何ぞ何ぞ」と問いかける意から〕
①言葉の裏に予想外の意味を包み隠し,それは何と問いかけて,その意味を当てさせる遊び。なぞ。 「 -遊び」
②それとなくわからせること。また,その言葉。なぞ。
◆な ぞ [0] 【謎】
〔「何ぞ」の意から〕
①「 なぞなぞ(謎謎) 」に同じ。 「 -を出す」
②物事を遠回しにそれとなくわからせるように言うこと。また,その言葉。 「あれは謝礼が欲しいという-さ」
③実体がわからないもの。不思議なこと。 「永遠の-」 「 -の人物」
[句]
謎を掛ける ・ 謎を解く
◆ かんがえもの かんがへ- [0] [6] 【考え物】
よく考える必要がある事柄。どうかと思われる事柄。 「値段だけで選ぶのは-だ」
◆あて もの [0] 【当て物・中▽物】
①隠してあるものを言い当てること。なぞや判じ物の類。当て事。
②くじ引きや懸賞。
③破損・損傷を防ぐため,物をあてがうこと。また,その物。
④竹の串にはさんだ折敷(おしき)や草木の葉,あわび貝などを的にして射当てること。 「この様の-などは,今は箭(や)の落る所もおぼえ候ず/今昔 25」
◆おり しき [0] 【折敷】
旧軍隊で,右の膝を曲げて腰をおろし,左膝を立てた身の構え。
◆お しき [0] 【折▽敷】
「へぎ」を折り曲げて縁とした角盆,または隅切り盆。足を付けたものもある。近世以降,食膳としても用いる。
◆へぎ [2] 【折▽ぎ・片▽木】
①へぐこと。へいだもの。
②「へぎ板」の略。
③「折(へ)ぎ折敷(おしき)」の略。
④「へぎ折り」の略。
◆江戸名所判じ物クイズ
http://www.ndl.go.jp/landmarks/quiz/
判じ物とは文字や絵画に隠された意味を当てるなぞ解きです。こちらの「江戸名所はんじもの」は江戸の名所をテーマとしており、それぞれの絵が江戸の地名を表しています。絵解きクイズをお楽しみください。
◆2-11.判じ物と判じ絵
http://www.torito.jp/puzzles/211.shtml
江戸時代から存在して、今でも見かけることのある看板に「十三や」というのがある。これは九四(櫛)屋のことである。同系のもので、よく知られているものに「十三里半」がある。焼き芋屋の看板によくあるもので、九里(栗)四里(より)うまい(上だ)という洒落であるが、こういうのが判じ物である。
西洋にも似たようなものがあって、数学史家のリーツマンの本にこんなエピソードが載っている。
プロイセンのフリードリッヒ三世(1740~1786)が、フランスの文学者で思想家のヴォルテール(1694~1778)をサンスーシー離宮に招いたが、その時の招待状にはこうあったという。
◆判じ物
https://www.library.metro.tokyo.jp/Portals/0/edo/tokyo_library/game/hanjimono.html
枠内の文字や絵の意味を当ててください。
資料解説
江戸時代には文字や絵に意味を隠し、それを当てさせるという判じ物が数多く刊行されました。
この絵では、地名だけでなく、枠外の題名や版元までもが判じ物になっています。
◆レッツトライ!江戸時代のゲーム”判じ物”
http://giftstotheearth.com/?p=2360
江戸時代後期から幕末に流行したという“判じ物”。絵や文字に意味を隠しそれをあてさせるというゲームです。地名や人の名前でゲームをするものが多いようです。地名にまつわる判じ絵を集めてみました。
◆[PDF]ことば遊びの歴史と ”判じ物“ - 大阪教育大学リポジトリ
https://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/3472/1/KJ482100109.pdf
ことば遊びの歴史と ”判じ物“. 江戸時代末期に爆発的に流行し、 巷間に流布した ”判に物” 資料に 「もの. 尽くし判じ物」 がある。
◆言葉の一部を 別の文字や記号に 置き換える 技法を判じ物 という
http://atonal.fc2web.com/mr/kotoba/kotobaasobi/pun/pun20.html
判じ物には 大きく 二つのタイプがあり
一つは 同一あるいは類似した音の 言葉を
別の表記にさせる モノである
英語の 幾つかの判じ物は
一見すれば 略語に 見えるかもしれないが
単に 略語という 事ではなく
読み方自体は 大体 元のままであり
表記自体が 短縮されたモノと なっている
◆ はんじもの [0] 【判じ物】
なぞの一種。文字・図画などに,ある意味を隠し,人に判断させて当てさせるもの。 「ごたごた書かれていてまるで判じ物だ」
◆ごた ごた
一 [1] ( 副 ) スル
①秩序やまとまりのないさま。 「古道具を-(と)並べた店先」 「 -(と)した町」 「 -に詰め込む」
②物事が紛糾するさま。もめるさま。 「境界線をめぐって-する」
二 [0][4] ( 名 )
争い。もめごと。いざこざ。 「 -の絶えない家」
◆もめ ごと [0] 【揉▼め事】
争いごと。ごたごた。 「 -が絶えない」
◆なぞ なぞ [0] 【謎謎】
〔「何ぞ何ぞ」と問いかける意から〕
①言葉の裏に予想外の意味を包み隠し,それは何と問いかけて,その意味を当てさせる遊び。なぞ。 「 -遊び」
②それとなくわからせること。また,その言葉。なぞ。
◆な ぞ [0] 【謎】
〔「何ぞ」の意から〕
①「 なぞなぞ(謎謎) 」に同じ。 「 -を出す」
②物事を遠回しにそれとなくわからせるように言うこと。また,その言葉。 「あれは謝礼が欲しいという-さ」
③実体がわからないもの。不思議なこと。 「永遠の-」 「 -の人物」
[句]
謎を掛ける ・ 謎を解く
◆ かんがえもの かんがへ- [0] [6] 【考え物】
よく考える必要がある事柄。どうかと思われる事柄。 「値段だけで選ぶのは-だ」
◆あて もの [0] 【当て物・中▽物】
①隠してあるものを言い当てること。なぞや判じ物の類。当て事。
②くじ引きや懸賞。
③破損・損傷を防ぐため,物をあてがうこと。また,その物。
④竹の串にはさんだ折敷(おしき)や草木の葉,あわび貝などを的にして射当てること。 「この様の-などは,今は箭(や)の落る所もおぼえ候ず/今昔 25」
◆おり しき [0] 【折敷】
旧軍隊で,右の膝を曲げて腰をおろし,左膝を立てた身の構え。
◆お しき [0] 【折▽敷】
「へぎ」を折り曲げて縁とした角盆,または隅切り盆。足を付けたものもある。近世以降,食膳としても用いる。
◆へぎ [2] 【折▽ぎ・片▽木】
①へぐこと。へいだもの。
②「へぎ板」の略。
③「折(へ)ぎ折敷(おしき)」の略。
④「へぎ折り」の略。
◆江戸名所判じ物クイズ
http://www.ndl.go.jp/landmarks/quiz/
判じ物とは文字や絵画に隠された意味を当てるなぞ解きです。こちらの「江戸名所はんじもの」は江戸の名所をテーマとしており、それぞれの絵が江戸の地名を表しています。絵解きクイズをお楽しみください。
◆2-11.判じ物と判じ絵
http://www.torito.jp/puzzles/211.shtml
江戸時代から存在して、今でも見かけることのある看板に「十三や」というのがある。これは九四(櫛)屋のことである。同系のもので、よく知られているものに「十三里半」がある。焼き芋屋の看板によくあるもので、九里(栗)四里(より)うまい(上だ)という洒落であるが、こういうのが判じ物である。
西洋にも似たようなものがあって、数学史家のリーツマンの本にこんなエピソードが載っている。
プロイセンのフリードリッヒ三世(1740~1786)が、フランスの文学者で思想家のヴォルテール(1694~1778)をサンスーシー離宮に招いたが、その時の招待状にはこうあったという。
◆判じ物
https://www.library.metro.tokyo.jp/Portals/0/edo/tokyo_library/game/hanjimono.html
枠内の文字や絵の意味を当ててください。
資料解説
江戸時代には文字や絵に意味を隠し、それを当てさせるという判じ物が数多く刊行されました。
この絵では、地名だけでなく、枠外の題名や版元までもが判じ物になっています。
◆レッツトライ!江戸時代のゲーム”判じ物”
http://giftstotheearth.com/?p=2360
江戸時代後期から幕末に流行したという“判じ物”。絵や文字に意味を隠しそれをあてさせるというゲームです。地名や人の名前でゲームをするものが多いようです。地名にまつわる判じ絵を集めてみました。
◆[PDF]ことば遊びの歴史と ”判じ物“ - 大阪教育大学リポジトリ
https://ir.lib.osaka-kyoiku.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/3472/1/KJ482100109.pdf
ことば遊びの歴史と ”判じ物“. 江戸時代末期に爆発的に流行し、 巷間に流布した ”判に物” 資料に 「もの. 尽くし判じ物」 がある。
◆言葉の一部を 別の文字や記号に 置き換える 技法を判じ物 という
http://atonal.fc2web.com/mr/kotoba/kotobaasobi/pun/pun20.html
判じ物には 大きく 二つのタイプがあり
一つは 同一あるいは類似した音の 言葉を
別の表記にさせる モノである
英語の 幾つかの判じ物は
一見すれば 略語に 見えるかもしれないが
単に 略語という 事ではなく
読み方自体は 大体 元のままであり
表記自体が 短縮されたモノと なっている