カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

老人ホーム 病院 ハイケア施設

2018-10-31 12:20:00 | 日記
パートナーのおばさんが 独居型の老人施設に入居してたが 今年は なんども転び 認知症が始まり 持病の脳梗塞を悪化させ 只今入院中。病院では 救急治療は終わったので ハイケアの施設に移ってほしいと。六ヶ所紹介され 現在 子供達があちこち訪問中。私の母の時とほぼ同じ道順なんだなと思う。違いは 誰でもかれでもポートは入れないという事。入れるとしたら短期のみで 質の高い生活をまた出来る人だけだろう。食事が自力で取れなくなったら 徐々に死んで行く。。。
双子の妹であるおばあちゃんは 「いつも寝てるようだしクオリティ オブ ライフがないわよ。そのまま 天国にいって欲しい」付き添ってる家族も冗談半分で 「あらー もう天国に行ったと思ったわー」とか 「天国に行く心の準備は出来てるの?」と聞いてるらしい。本人は 「そうね」といったり 「まだ準備中」といったり いろいろな返答だそうだ。
うーん 日本とは随分考え方が違うよね。
日本ではお母さんよく頑張ってるよ、と励まされてたけど カナダでは寝たきりで点滴だけで生きてるなんて認知症もあるし本人がかわいそう 、もう天国に行った方がいいという反応だった。
生きてるだけで嬉しいってのは 家族のエゴなんだろうなぁと 今なら思う。寝たきりになったら死んだ方がマシだっといってた母の言葉が思い出される。クオリティ オブ ライフがあって はじめて生きてる ということなんだろうね。反応しなくなっても 心臓が動いていれば、耳は聞こえてるから として 家族の要望で点滴 と尿バック で何年も生かされてる植物状態のお年寄りが日本の老人病院には 沢山いたなぁ〜。