ツールド日光、モールトンが行く編

「ツールド日光」が開催され早１週間が経ってしまった。記憶が薄れてしまうのではやいとこ記しておかねば・・・


今年のサイクルイベント、と言っても今までに「Ｍｔ．富士ヒルクライム」とこの「ツールド日光」しか参加していないが、せっかくモールトンを手に入れたのだからどこまでこいつと付き合えるか、そしてどうすれば長くこいつと付き合えるか、そんな実験的な気持ちで相次いで山岳イベントに参加してみた。


今回の仕様は
富士からの変更点は
・チェーンリングを１枚（５２Ｔ）から２枚（５３Ｔ×３９Ｔ）へ
これは全工程が１００ｋｍを越え平地あり、山岳ありのいろんなシチュエーションに対応するため。
・スプロケットを１２Ｔ×２６Ｔから１１Ｔ×２３Ｔへ
これもチェーリングと同様の対策。
・最後に秘策「クライムハード」
こいつはレポートの中で。


さて、ツールド日光は早朝からのイベントと言うことで、受付が前日（８月２７日）に行われた。
受付時はあいにくの雨。偶然ヤギオさん、きんだいちさんと駐車場でばったり、
きんだいちさんの引きの強さ（※この場合雨男が雨雲を引く強さのことをさす）をヤギオさんと再確認する。
明日はきんだいさん以上の晴れ男・晴れ女を期待しよう、とその場をあとにする。


８月２８日当日。昨日ヤギオさんと期待していた晴れ男･晴れ女が早朝の日光に終決した。

見事に晴れた空の下、着々と準備を進めているうちに今回一緒に走ることとなっている集団
（チームと言うより集団が似合うと思うのは私だけ？）「バッカス」「ばっちょす」の面々が集まってきた。

そこで第１のトラブル発生！！「バッカス」の代表であるマスターがサイクルシューズを忘れた！！

「ブースにサイ〇リスタが出展してたよ」
「靴、売ってたかな？」
「とりあえず行ってみるか」

そんな会話のあとブースに急ぐマスター。

「靴はあったけどＬ〇ＯＫのクリートがない！」
「ＳＩＭＡＮ〇のペダルとセットにするしかないのか？」
「取りに帰るか」
「もう時間がないよ」

など販売戦略が見え隠れする中、仕方なくＳＩＭＡＮ〇セットを購入したマスター。スタートの時間となった６時４５分、必死にクリートセット、ペダルの取替えをする仲間たち。麗しい。


さあ、そんな困難乗り越えてやっとウェーブスタートのラインにたった私たち。
これから長い道のりに旅立つ。

なんか前書きが長すぎたね。
今日のところは鬼怒川エイドの平地編とさせていただきます。

霧降アイスアリーナを後にした一行は、最初の爽快な下りから大谷川沿いの道へと進路を向けた。この道は緩やかな下りでとても気持ちの良い道、ロードであれば５０ｋｍ/ｈはでるところ。ここで最初の苦難。小径ゆえチェーンリング５３Ｔをつけてもせいぜい４０ｋｍ/ｈちょっと。仲間に

「ごめん、廻りきってる！」

爽快な道なのにすまんこってす。

川沿いの道、日光杉並木、のどかな田園風景、すべてが気持ちのいい道です。ルートを考えてくれた「宇都宮ブリッツェン」みなさんありがとう！（とここいら辺までは思っていたんだけど・・・）

そんな気持ちのいい道を４０ｋｍ走って最初のエイド、今市青少年センターに到着。おいしい豆腐と冷たい水で生き返った。

しかし、練習不足の身体に４０ｋｍと言う距離は、ボディブローのように効いてきていた。

今市のエイドを出発してから次第に仲間の集団から引き離される私。信号のたびに何とか追いついていたものの、鬼怒川に近づくにつれて登り基調となる道で次第に離される。鬼怒川温泉の街並みに入る頃は、小径の仲間「オレンヂジューサー」が待っていることもあり、ちょっと元気復活！

とかなんとか言ってもちょっと上りがつらくなってきた。何でこんなわき道にそれて坂を上ってエイドなんだよ！と思いながらやっとのことで鬼怒川公園のエイドに到着！


（出典：kirimax! blog　「anotherツールド日光」ん？違ったかより）

出迎えてくれたもうひとつのツールド日光隊長の俺に樹さん、kirimax隊員、シゲミン隊員、５０間近な３隊員をサポートしてくれたくりすてる隊員、ありがとうございました。

疲れました、もう３分の２を走ったはずなのに。富士ではいい走りをしていたシゲミン隊員に
「ここからはあなたのフィールド、代わって！」
とお願いしたけど一蹴されてしまった。

このエイドではおいしいきゅうりとパンを頬張ってエネルギー補給！

みんなともゆっくり話をして気持ちのうえでもエネルギー補給！さて行きますか、はるか頂まで！

節電時間が迫ってきたので山岳編は明日。