「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの『四季を楽しむ』:秋の公園散歩

2012年11月04日 | 四季の植物と風景



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人は、恩知らずにも、自然を裏切ることがありますが、そんな私達に対してさえ、自然は私達を裏切らないように思います。

このように言いますと、東日本大震災はどうなんだいということになるでしょうが、そうした自然災害でさえ、悠久の年月の間、絶え間なく行われてきた自然の摂理であり、それに対応する知恵と準備が私達に要求された出来事でした。

人びとの境遇など素知らぬ顔で、今年も周囲の木の葉は色づき初め、そして西高東低の気圧配置の時など、冷たい風に枯れ葉が舞い落ちる季節となりました。

富士山や標高の高い山々は、すでに冠雪し、紅葉も終盤といったところでしょうが、東京周辺では、イチョウの黄葉を含めてこれから本番を迎えます。


(26階のベランダから、冠雪した富士山がよく見える季節になりました。)

特に都心周辺は、温暖化に加えヒートアイランド現象で、年間の平均気温が上昇し、木々の紅葉が年々遅くなっています。

例えば、イチョウの黄葉で有名な都内のスポットは、かつてはこの時期には色づいていたはずなのに、近年はまだまだ黄葉することはなく、11月の下旬か12月上旬にならないと、黄葉真っ盛りとは言えないようです。

今日は文化の日で祝日にもかかわらず、私の休みは昼過ぎまでで、午後から教室に出て仕事をしなければなりませんでした。

明日4日の日曜日も、先週の日曜日と同様に、教室の行事のために、私にとって唯一の休日である日曜日が潰れます。

今日3日の午前中が唯一の休みでしたので、久しぶりに新宿御苑の散歩に出かけて、秋の深まりを感じ取ることができました。

新宿御苑では、恒例の菊花展が始まっていて、そのためか来苑している人たちは、日頃よりも中高年の人たちの割合が多い印象を受けました。

4才児と一緒だったことと、昼過ぎから仕事が入っていたので、幼児のドングリ集めに協力し、軽く散歩した程度で、菊花展は又の機会とすることにしました。

では、散歩途中で出会った草花や花木を画像で紹介しましょう。



菊花展の菊の花を目当てに周遊するコースがありますが、意識せずとも至るところで菊の花が見られます。

今年もシーズン中に再び御苑に来て、ゆっくりと菊花展を見て歩きたいと思っています。



スダジイ・マテバシイ・クヌギ・コナラ・ミズナラ・シラカシなどのドングリを拾うのに夢中な4歳児。

スダシイは、昨年公園でこの4歳児に生食させましたが、そのことを覚えていて、「このドングリ食べられるんだよね~」と問いかけてきました。

また、マテバシイは料理することができるよと言うと、ゆりちゃんが集めたどんぐりを使って家へ帰ったらりょうりしよう!と懇願してきました。

でも、ドングリの料理は、面倒なんだよね。

量を控えめにして、今シーズン中にやってみようかな。

ドングリクッキーなどは、喜びそうだな。



ホトトギスは、高尾山でも秋の初めによく見られる山の花ですが、この画像のタイワンホトトギスは、日本原産のものよりも花の付きが良いようです。

最近、都内の公園で、キバナコスモスとともに、この時期によく見かけます。



高尾山系でもよく見かけるサラシナショウマの花。

今年は、山に登る機会が少なく、山で咲くサラシナショウマを見ることができませんでしたが、偶然公園で咲くサラシナショウマに出会うことができました。

都内の公園で、サラシナショウマが咲いているのは珍しく、山から移植したのだろうと思います。



密集して黄色い花を付けているツワブキの花。



地中海原産のサルビア・レウンカンサの花が風に揺れていました。



低木に絡むように実をつけたカラスウリ

「あっミニトマトだ」と言いながら実に触る4歳児。

「公園の実は、とっちゃだめなんだよね~」と言いながら、残念そうに我慢する4歳児でした。



昼時なのに、夕方の光線のような光の中で咲く、十月桜

4歳児にも、季節外れの桜であることがわかっていて、不思議そうに、「何で桜が咲いているの」と聞いて来ました。

花の少ない時期ですが、それでも探せばなかなかいろいろな花が咲いていました。

花よりも、もっと鮮やかに紅葉する木の葉が、都会に住む私たちの目を楽しませてくれる時期が、もうすぐやってきます。



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