「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの山登り:箱根外輪山…乙女峠~丸山~三国山~箱根町

2009年07月17日 | 日帰りの山登り
7月12日(日)、梅雨明け2日前でしたが、1ヶ月ぶりの山登りに出かけました。

山菜師匠Y氏と、箱根外輪山の一部である、芦ノ湖の西側に延びる稜線歩き が目的でした。

この日は、梅雨の真っ直中でしたが今年は空梅雨で、当日も薄雲が少しかかった程度の、晴れた空に夏の太陽が眩しく輝く一日でした。

新宿西口の小田急ハルク前のバス停から、7時40分発の高速バスを使い、9時半過ぎに乙女峠バス停で下車。



金太郎の像…お尻が光っています
ここを撫でると、子どもが元気に育つそうだ


ここから乙女峠への登山路がスタートします。

30分ほどで、乙女峠に到着。





ここを左の登山路を行くと金時山で、今回は芦ノ湖西岸の外輪山の稜線歩きですので、右手の登山路を取ります。



かわいいホタルブクロ


乙女峠の展望ベンチには、数組のパーティーがいましたが、我々を除いては金時山方面への登山者でした。



登山路の随所に見られたヤマアジサイ


今回の外輪山稜線の登山路は、たいへん整備されていて、最後の箱根町のバス停に下りる道を除いて、ほぼ迷うことなく目的地に到着できます。



終日、笠をかぶった富士が望まれました


登山路の右手に富士山、左手に芦ノ湖と箱根山を随所に望み、一部藪がうるさいところを除き、開放的な爽快な山歩きでした。



ハコネダケのトンネル


登山路の左右が、背丈をはるかに超える篠竹のハコネダケによって囲まれている場所も多く、そうした場所を除き湖面から吹いてくる涼風が、夏の太陽に照らされた肌に気持ちよく感じる登山路です。



バイケイソウ


この外輪山の登山路には、比較的低山の花と高山植物が同居し、植物観察の好きな方も楽しめる山道です。



ハクウンボクの花


それから地図上では、登山道が芦ノ湖スカイラインと併走するようになっていまが、完全に車道と分離していますので、車道歩きをする心配はありません。



最初のピーク丸山


さて、登山ルートですが、お気軽にハイキングを楽しむならば、今回のルートを前半と後半に分けて、いずれかを選択するのも一つの方法です。

まず前半は、乙女峠登山口~乙女峠~丸岳~長尾峠~富士見ヶ丘公園14:20~芦ノ湖展望公園~湖尻峠~深良水門~湖尻水門~桃源台と歩くルートです。

標準タイムは5時間ほどです。



乙女峠から湖尻峠へ向かうY師匠…奥にまだ遠く湖面が見える


次に後半は、桃源台~早川口~深良水門~湖尻峠~三国山~山伏峠~海ノ平~登山口~バス停というルートです。

この標準歩程時間は4時間30分ほどです。



芦ノ湖を左手に身ながらの爽快な稜線歩き


この日私達は、乙女峠バス停~乙女峠~長尾峠~湖尻峠~三国山~山伏峠~海ノ平~登山口(国道1号線に面した道の駅箱根峠)~箱根町のバス停まで、上の二つのルートを連続して歩きました。



爽やかな風が吹き渡る、芦ノ湖西岸の稜線歩き



下山途中に見た、ガクアジサイ


バス停に到着したのは、5時半を回っていたと思います。

その後、バスで箱根湯本駅まで行き、小田急ロマンスカーに乗り換え て、1時間30分ほどで新宿駅に降り立ちました。



ロマンスカー新型車両


今回歩いた登山路は、カルデラ湖である芦ノ湖と中央火口丘の駒ヶ岳・神山を取り巻くように連なる外輪山の、湖面から西側に連なる稜線でした。



ヤマオダマキの花



オカノトラノオ





このカルデラという地形ができる代表的な例は、『陥没カルデラ』と呼ばれるもので、それは大規模な噴火で、火山灰、火砕流、軽石、溶岩など「火山噴出物」が大量に噴出し、空洞化した地下のマグマ溜まりに、落ち込む形で地表が陥没することによって形成されます。

日本では、世界最大のカルデラとして、阿蘇山が有名です。



シモツケ




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