「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの山登り:山酒会の山行「大岳山」に参加

2012年02月17日 | 日帰りの山登り



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私にとって久々の連休となった2月12日(日)、これまた久しぶりに山酒会の月例山行に参加しました。

「山酒会」は名の通り、山に登っては酒を飲み交わし、下りて来ては酒を飲み交わす、山と酒と親交をこよなく愛する産経新聞のOBと現職を中心とした山の会です。

バスをチャーターして山登りをすることもありますが、「山酒会御一行様」のプレートを通りすがりに見た人は微笑んでしまう、そんなネーミングの会です。


中心メンバーで世話役のT氏との関係で、発足当時から私も会員として参加しています。

ただ、最近は年に1回ほど、都合がつく時に参加する程度で、今回の「大岳山」は久しぶりの参加となりました。

この会も発足当時は、OBよりは現職のほうが多かった印象がありましたが、現在は平均も65歳を越える高齢者の山登りの会となり、現在の日本の社会を反映しているかのような状況となっています。



新宿で「ホリデー快速おくたま1号」に乗車し、御嶽駅で下車。

ケーブル下まで満員のバスにほんの僅か揺られ、下車後少し歩いてケーブルカーに乗りました。

ケーブルカーに参加者14名の全員が乗車できなかったため、先に到着したグループは、揃うまで山頂駅で待機。

9時38分全員がそろい、大岳山に向かって出発。

今回の計画は、御岳山から大岳山に登り、南面する登山道を利用して白倉バス停まで下るルートを歩くことでした。

私はこの白倉に下るルートが初めてで、大岳山に登れば、下りは鋸尾根を通り奥多摩駅に下り、その近くの温泉に入浴して帰るのが常でした。



御岳山への参道から分岐する大岳山への登山路入口から、路面には雪が張り付いており、軽アイゼンをつけるかどうか迷いましたが、途中の東屋まではアイゼンを付けずに注意して歩きました。

東屋から先は、アイスバーン状態の箇所もあり、アイゼンを装着しないと歩き辛く危険性もあります。



大岳山直下の大岳神社鳥居に着く頃には、私が先行してしまい、しばらく全員を待ちました。



ここから先は急坂なので、高齢者にとってはきつい登りとなります。



先頭を切って上るT氏は、私の一回り上の同じ干支という年齢で、かつ月1回程度の山行にも拘らず、下の画像のように元気に登っていました。

T氏は、20年ほど前私とヨーロッパアルプスを登山して以来、毎年山酒会のメンバーを引き連れて、海外の山に登っています。



11時56分、大岳山の山頂に到着。



快晴・無風の天候で、冠雪した富士山も綺麗に望むことができました。



この会の真骨頂は、山頂での宴。

どこからか、ビール、赤ワイン、白ワイン、熱燗、時として一升瓶さえ登場します。




私のコップにも、さまざまなお酒が注がれます。

高齢者の登山グループなのに、酒盛りなんて大丈夫なの?元気だねえ!といった風に、他の登山客は見ているようでした。



必ずしも山登りの体力がある方が多いというわけではないこの会のメンバーですが、山頂での酒盛りは流石、「山酒会!」

無論こんな事、高齢者登山ではお勧めできないことですが、このメンバーにとっては、山と酒がセットとなった山登りなのでしょう。

メンバーに、「飲酒しての山の下りは危険ではないですか。」と問うと、「だからこそ最大の注意を払い歩くので、事故はない。」という返答・・・納得できるような、できないような珍解答。



12時53分、大岳山の南面に付けられた白倉バス停までの登山路を下り始めました。

途中、熊野から来たというほら貝をつけた修験者のグループとすれ違いました。

この日は、ほら貝の音が聞こえていましたが、このメンバーの吹くほら貝だったようです。



馬頭刈尾根から、右手に分岐して白倉に下る登山路に入ると、雪もほとんど無くなり、九十九折の道を軽快に下りました。

15時16分、白倉バス停に到着。

今回の山登りは、私としては運動量がちょっと物足りないと感じましたが、頂上での酒盛りを考えれば、ちょうど良かった歩程だったとも思いました。

メンバーは、バス停に着くなり、前の酒屋で早速ビール缶を買い込み、またまたゴクリ。

15時46分の武蔵五日市駅行きのバスに乗車し、1名を除き立川で途中下車



立川の居酒屋で、再び反省会と称して酒盛りの再開。

メニューに載っている1合、2合での注文は面倒だという事で、店長にお願いして久保田を一升瓶で注文

そのビンをテーブルに2本並べ、老(若)男女の話題尽きない反省しない反省会は盛り上がりました。

このメンバーにとって、山に登ることと同等に、山から下りてきて友と酒を飲み交わす時間が大切で楽しい一時なのでしょう。



【標準歩程時間】

御岳山頂駅~0.20~御岳山~2.00~大岳山~2.00~白倉(計4時間20分)



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