gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

競馬場にて

2008-09-07 23:14:54 | インポート

1年がつつがなく過ぎて、北海道への里帰りは今年も無事に終わりました。帰りの列車の窓からは雲一つ無い十勝の青空が見えました。

今回はちょっと新しい出会いがありました。

きっかけは今年初め頃に見た映画、「雪に願いを」でした。映画の撮影舞台は帯広競馬場の「ばんえい競馬場」。競馬ならぬ「馬場」(ばんば)として育て上げられた馬たちの臨場感溢れる作品です。

実家の近くにあるのに、一度も足を運んだことのない競馬場。所詮ギャンブルくらいのイメージしかないためこれまで倦厭していました。映画に出てくる馬があまりによかったので、今度の帰省の折に馬を見に行ってみようと思いました。

競馬場はとても広いのに見に来ている人は意外と少なく、何だかもったいない気がしました。このたくましい馬たちを見るだけでも来る価値があるような気がします。

初めはただ見ていましたが、試しに馬券を買ってみました。第1レース100円、第2レース200円、第3レース300円。ビギナーズラックがあるかと期待しましたが、大はずれでした。馬も人と同じで見かけによりません。足腰が強そうで太い立派な馬が頑張りがきくとは限りませんでした。騎手の力もあるのでしょうが、素人目にはどの馬が力があるのか全然わかりません。でも、見たからに弱そうな馬はやはりレースもだめでした。

馬のお披露目が各レースごとにあります。うっとりするほど毛並みのよい馬。体重が数百キロの馬たちを扱う人も大変そうです。

馬を見ていて、ふと遠野の民話を思い出しました。馬が娘に恋をして、娘も馬に恋をしてしまう、けれどもこの恋は成就しえない悲しい悲しいお話。「おしらさま」 馬の産地でもある岩手ならではの民話です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿