
今日はリフォーム屋のせいで、半日を棒に振ってしまった。
我が家は築25年だが、一昨年の台風で屋根が破損し96万円ほどかけて全面葺き替えた(うち半額は、火災保険が下りた)。
あれから間もなく2年になるというので、リフォーム屋から電話がありその後不具合や新たな破損がないかチェックしに伺いたい、と言ってきた。
業者にありがちだが、時間は細かくは指定して来なかった。
「午後に伺います。伺う直前に電話します」
とだけである。
しかしその午後が1時なのか5時なのかではエラい違いであり、せめて何時台かぐらいは指定してほしかったのだが業者は応じない。
ようやく来たのは午後4時すぎだが、業者はいきなり苦虫を噛み潰したような顔をしている。
どうも、我が家が3階建てだという情報を知らされておらず手持ちのハシゴでは登れないので、後日にしてほしいと言ってきたのだ。
普通なら
「何を考えとんねん!ウチが3階建てや言うぐらい知っとけ!屋根を葺いたんはオマエんとこやろ!」
と激しく怒るところだが、私もなんだかその作業員らが気の毒に思えてしばらく世間話をしたあと見送ったのだった(笑)。
一昨年は関西でも大変な台風被害が出たため、リフォームのは我が家の今の屋根を葺く作業に山口県からの援軍に頼んでいた。
すごく人のいいオッチャンだったが、やたらと語尾に「けー」を付けるコテコテの山口弁でしゃべっていたのを覚えている。
本来ならば蛤御門の変で御所に大砲を向けた長州の助けを借りるなど京都人の名折れだが、事が我が家の屋根だけに仕方がない(笑)。
問題は、その下請けの山口県の業者が我が家の施工状況について全く報告をしていなかったのであろう。
つくづく、これを他山の石として我々も仕事を丸投げする際にはキッチリとホウレンソウを求めよう、と自らを戒めた次第である…