
私は昔から人前でしゃべるのが苦手で、話題にも乏しい。
そこでこのほど美崎栄一郎氏の著作を読んだのを機に、写真のスパイラルノートを「ネタ帳」にしてみたのである。
その時その時に思う事は、これまでもスマホのメモアプリに書いてきた。
しかしいちいちスマホを立ち上げねばならず、いざとなったら紙に書く方が早いので美崎氏もノートへのメモを薦めている。
美崎氏は時間の使い方の達人だが、なかでも
「信号待ちの間は、架空の役員と会話する」
というのは秀逸だった。すなわち廊下で役員とすれ違った際、「今どんな仕事してるの?」などと聞かれたら即座に答えられるようにシミュレーションするというのだ。デキる人は違う、と思い知らされた。
そこで私も、
「どんな物件を担当してるの?」
「料理が好きらしいけど、どんなもん作るの?」
などと聞かれた時にスッと答えられるように、いろいろまとめ始めたのだがコレがなかなか楽しい。
そのうちに、モノマネのネタなども思いつくままにメモしたり、
「殺したいリスト(冗談ですよ)」
などの筆も進むので、困ったものである(苦笑)…