高速道路を使えないベンリィでは、
我が家からは遠くて
なかなか訪問できなかった南紀へ
向かうことにしました。
ずっと見たかった風景を求めて、灼熱の太陽の下、
南下しまーす。
真冬とか真夏はライダーが減るので
気温の対策さえできれば、
快適なツーリングができそう。
その気温が問題なんですけどね(^^;;;;

南紀へ向かう道はいくつかありますが、
奈良の五條から168号線を使うことにしました。
十津川村の谷瀬の吊り橋で一服。
久しぶりに渡ってみましたが、やっぱり足がすくみますね(^^;
和歌山県は昨年の台風12号で甚大な被害を受けて
道を走っていると、大規模な土砂崩れの跡が
沢山目に入ってきます。
復旧は進んでいるようですが、
それでも押しつぶされた民家などをみると胸が痛みます。
そのときの土砂が川に流れ込んだために、
清流で有名な十津川もいまだににごりが残っているようです。

腹ごしらえ。
このあたりの名物、さんま寿司。うま。

世界遺産、熊野本宮大社

本宮から数百メートル離れたところにある日本一高い鳥居。
以前はここに熊野本宮大社があったそうな。
明治22年に大洪水があって今の位置へ移動したんですって。

今回の武器。
暑さ対策。
100均の霧吹き。そして首に巻く冷え冷えグッズ。
霧吹きは効果絶大です。
メッシュジャケットにたっぷり吹きかけて
走ると涼しいのなんの(^^)
ドリンクホルダーに置いて、
走行中にシュッシュっと顔にかけるのもGOOD.
気化熱バンザイ!

ここは歴史ある湯の峰温泉。

これがつぼ湯なんですね。
世界遺産に登録された日本最古の温泉。
にごった湯の色が一日7回変化するんですって。
季節が違えば是非入りたかったなぁ。
さすがにこのときはお湯に入る気分じゃなかった(笑)

熊野川沿いの快走路。
もう南紀は快走路だらけで最高ですね。

ふと見つけた小学校跡。
矢ノ川小学校と書かれていました。
開校100年の碑があったので歴史ある学校なんでしょうかね。

廃校になって間もないのかな?時計はまだ動いていましたね(@@)

国道169号線から311号線へ入ったあたりだったかなぁ、
山の中を走行中に出合った風景ですが、
しばらく見とれてしまいました。
川が湾曲していて、その中に緑色のかわいいスライム?(笑)
とても絵になりますよね。
写真に入りきらないので
なんとか工夫して・・・

こんな感じ。
観光地でもなんでもないところですが、
是非、探してみてね。
道が逆方向に曲がっている箇所なので
ライダーは景色とは目線が逆で気づきにくいかも。

そして、今回のツーリングのメインイベント。
三重県熊野市紀和町にある、
丸山千枚田訪問。
自分の目で、これを見たかったんですよねぇ~
すごいわ、これは(^^)
棚田の歴史は古くて
400年ほど前には2200枚を超える田があったそうな。
一旦500枚ほどに衰退したけど
現在では復元、保存活動が実を結んで
1300枚以上、あるそうですよぉ。
晴れてて陽射しが強くて田の緑が綺麗。
5時間かけて来た甲斐がありましたぁ~

よく見ると、本当に小さな田んぼもありますね。
手作業なんですよね。ご苦労様です。。(^^;

棚田の中央には、大石。
棚田を見守る主のようです(^^;

周辺には全くコンビニなんてもんはありませんが、
冷え冷えのノンアルビを調達。
この1本がこの旅には、とてもとてーも大事。
こういうところだけは絶対に手を抜かない(爆)

目的を達成しましたぁ~
海へ下ります。熊野灘。
目が気持ちいいですね~

道の駅 紀宝町ウミガメ公園。
この周辺の浜ではウミガメが産卵するそう。
え?ウミガメ触ってもいいの?
ちょっとそこの子供達、オジサンはとてもカメが好きなので
そこをどきなさい(爆)

もうひとつの目的地。
那智の滝を見に来ました。
その前に参拝を。
あれ?こんぴらさんを彷彿とさせる石段が(汗)

もう夕方なのでまだマシですが、
昼間ならここでオーバーヒートしそうです。

熊野那智大社

そして
那智山青岸渡寺
神社とお寺が仲良く隣同士、世界遺産。

参拝後のご褒美、那智の滝が見える景色。

滝の近くまでやってきました。
我ながら、よー歩くわ。
最近、ロッククライマーが登ったとかで話題になりましたね(^^;
やはり実物はすごい迫力。
一度は見たかったので満足。

この時点でもう自宅へ帰る時間も気力もないので
お泊り決定。
晩飯にしよう!
まぐろの水揚げ港、那智勝浦へ。
当然食べるのは、

本場のまぐろ丼。
これはスゴイ。まぐろがねっとり濃厚(^^)

お宿。風呂とエアコンがあればどこでもいいや(爆)
素泊まり4200円。

翌日、さぁ、帰るでぇ~
しかし今日も暑いなぁ~
海沿いは暑いので山へ逃げます。
帰りは169号線で北上。
瀞峡。
山が深い、谷が深い、川の色が深い。
あぁ、素晴らしい。

北山村
バイクが乗ってもいい吊り橋があるとか。
上瀞橋。
実は別の意味でドキドキしてます。。。
そっとバイクを止めて・・・ゆれないように歩いて・・・
写真を・・・

地面がこれなので、バイクが倒れないかヒヤヒヤ。

と、その時、
あろうことか、郵政の軽自動車が。
そっと渡ってくれ~!!!(笑)
この橋、重量制限1トンです。
このときばかりは、暑さを忘れました(^^;
いや、逆に変な汗かいたかな?

引き続き169号線を走行中。
トンネルを抜けると、気がつけばダムの上でした。

珍しいですね。ダムの上を国道が走ってるなんて。
ツーリングマップルにも紹介されてます。

腹ごしらえ
めはり寿司
塩漬けの高菜でご飯を巻いたもの。
このまま素直に帰路に着くつもりでしたが、
気が変わりました。

北上してますが、海がまだ近いようなので
もう一度海側へ出て、
熊野灘のリアス式海岸を走ることに。
山も海も南紀の自然には圧倒されますね~

ここは九鬼。
知る人ぞ知る、チヌ釣りの聖地。
ここで筏釣りをすることにあこがれていましたが、
大阪からも名古屋からも、いかんせん、遠い。
陸の孤島と呼ばれるほど。
釣りをするのがメインなので、それほど移動に時間を
かけられないので、ずっとこれず仕舞いでした。
ここがあの九鬼なんですねぇ。感無量。

流れのない湾内でも、水の透明度がすごいです。

スズメダイの仲間かな?
魚がはっきり見えますね~

さぁ、ガソリンをたらふく飲んで
頑張って帰りましょう。
大阪に近づくにつれ、気温がぐんぐん上がるのが体感できます。
やはり緑の存在は偉大。
普段暮らしてる環境は、異常な場所なんだと痛感。
終始、涼しい顔をして走り続けてくれたベンリィ君に感謝(^^)
ハンドルの高さ、シートの作り、
640km走っても体にダメージがない。
個人的には肩書きをビジネスバイクからツーリングバイクに
変更してあげたいくらい(笑)
我が家からは遠くて
なかなか訪問できなかった南紀へ
向かうことにしました。
ずっと見たかった風景を求めて、灼熱の太陽の下、
南下しまーす。
真冬とか真夏はライダーが減るので
気温の対策さえできれば、
快適なツーリングができそう。
その気温が問題なんですけどね(^^;;;;

南紀へ向かう道はいくつかありますが、
奈良の五條から168号線を使うことにしました。
十津川村の谷瀬の吊り橋で一服。
久しぶりに渡ってみましたが、やっぱり足がすくみますね(^^;
和歌山県は昨年の台風12号で甚大な被害を受けて
道を走っていると、大規模な土砂崩れの跡が
沢山目に入ってきます。
復旧は進んでいるようですが、
それでも押しつぶされた民家などをみると胸が痛みます。
そのときの土砂が川に流れ込んだために、
清流で有名な十津川もいまだににごりが残っているようです。

腹ごしらえ。
このあたりの名物、さんま寿司。うま。

世界遺産、熊野本宮大社

本宮から数百メートル離れたところにある日本一高い鳥居。
以前はここに熊野本宮大社があったそうな。
明治22年に大洪水があって今の位置へ移動したんですって。

今回の武器。
暑さ対策。
100均の霧吹き。そして首に巻く冷え冷えグッズ。
霧吹きは効果絶大です。
メッシュジャケットにたっぷり吹きかけて
走ると涼しいのなんの(^^)
ドリンクホルダーに置いて、
走行中にシュッシュっと顔にかけるのもGOOD.
気化熱バンザイ!

ここは歴史ある湯の峰温泉。

これがつぼ湯なんですね。
世界遺産に登録された日本最古の温泉。
にごった湯の色が一日7回変化するんですって。
季節が違えば是非入りたかったなぁ。
さすがにこのときはお湯に入る気分じゃなかった(笑)

熊野川沿いの快走路。
もう南紀は快走路だらけで最高ですね。

ふと見つけた小学校跡。
矢ノ川小学校と書かれていました。
開校100年の碑があったので歴史ある学校なんでしょうかね。

廃校になって間もないのかな?時計はまだ動いていましたね(@@)

国道169号線から311号線へ入ったあたりだったかなぁ、
山の中を走行中に出合った風景ですが、
しばらく見とれてしまいました。
川が湾曲していて、その中に緑色のかわいいスライム?(笑)
とても絵になりますよね。
写真に入りきらないので
なんとか工夫して・・・

こんな感じ。
観光地でもなんでもないところですが、
是非、探してみてね。
道が逆方向に曲がっている箇所なので
ライダーは景色とは目線が逆で気づきにくいかも。

そして、今回のツーリングのメインイベント。
三重県熊野市紀和町にある、
丸山千枚田訪問。
自分の目で、これを見たかったんですよねぇ~
すごいわ、これは(^^)
棚田の歴史は古くて
400年ほど前には2200枚を超える田があったそうな。
一旦500枚ほどに衰退したけど
現在では復元、保存活動が実を結んで
1300枚以上、あるそうですよぉ。
晴れてて陽射しが強くて田の緑が綺麗。
5時間かけて来た甲斐がありましたぁ~

よく見ると、本当に小さな田んぼもありますね。
手作業なんですよね。ご苦労様です。。(^^;

棚田の中央には、大石。
棚田を見守る主のようです(^^;

周辺には全くコンビニなんてもんはありませんが、
冷え冷えのノンアルビを調達。
この1本がこの旅には、とてもとてーも大事。
こういうところだけは絶対に手を抜かない(爆)

目的を達成しましたぁ~
海へ下ります。熊野灘。
目が気持ちいいですね~

道の駅 紀宝町ウミガメ公園。
この周辺の浜ではウミガメが産卵するそう。
え?ウミガメ触ってもいいの?
ちょっとそこの子供達、オジサンはとてもカメが好きなので
そこをどきなさい(爆)

もうひとつの目的地。
那智の滝を見に来ました。
その前に参拝を。
あれ?こんぴらさんを彷彿とさせる石段が(汗)

もう夕方なのでまだマシですが、
昼間ならここでオーバーヒートしそうです。

熊野那智大社

そして
那智山青岸渡寺
神社とお寺が仲良く隣同士、世界遺産。

参拝後のご褒美、那智の滝が見える景色。

滝の近くまでやってきました。
我ながら、よー歩くわ。
最近、ロッククライマーが登ったとかで話題になりましたね(^^;
やはり実物はすごい迫力。
一度は見たかったので満足。

この時点でもう自宅へ帰る時間も気力もないので
お泊り決定。
晩飯にしよう!
まぐろの水揚げ港、那智勝浦へ。
当然食べるのは、

本場のまぐろ丼。
これはスゴイ。まぐろがねっとり濃厚(^^)

お宿。風呂とエアコンがあればどこでもいいや(爆)
素泊まり4200円。

翌日、さぁ、帰るでぇ~
しかし今日も暑いなぁ~
海沿いは暑いので山へ逃げます。
帰りは169号線で北上。
瀞峡。
山が深い、谷が深い、川の色が深い。
あぁ、素晴らしい。

北山村
バイクが乗ってもいい吊り橋があるとか。
上瀞橋。
実は別の意味でドキドキしてます。。。
そっとバイクを止めて・・・ゆれないように歩いて・・・
写真を・・・

地面がこれなので、バイクが倒れないかヒヤヒヤ。

と、その時、
あろうことか、郵政の軽自動車が。
そっと渡ってくれ~!!!(笑)
この橋、重量制限1トンです。
このときばかりは、暑さを忘れました(^^;
いや、逆に変な汗かいたかな?

引き続き169号線を走行中。
トンネルを抜けると、気がつけばダムの上でした。

珍しいですね。ダムの上を国道が走ってるなんて。
ツーリングマップルにも紹介されてます。

腹ごしらえ
めはり寿司
塩漬けの高菜でご飯を巻いたもの。
このまま素直に帰路に着くつもりでしたが、
気が変わりました。

北上してますが、海がまだ近いようなので
もう一度海側へ出て、
熊野灘のリアス式海岸を走ることに。
山も海も南紀の自然には圧倒されますね~

ここは九鬼。
知る人ぞ知る、チヌ釣りの聖地。
ここで筏釣りをすることにあこがれていましたが、
大阪からも名古屋からも、いかんせん、遠い。
陸の孤島と呼ばれるほど。
釣りをするのがメインなので、それほど移動に時間を
かけられないので、ずっとこれず仕舞いでした。
ここがあの九鬼なんですねぇ。感無量。

流れのない湾内でも、水の透明度がすごいです。

スズメダイの仲間かな?
魚がはっきり見えますね~

さぁ、ガソリンをたらふく飲んで
頑張って帰りましょう。
大阪に近づくにつれ、気温がぐんぐん上がるのが体感できます。
やはり緑の存在は偉大。
普段暮らしてる環境は、異常な場所なんだと痛感。
終始、涼しい顔をして走り続けてくれたベンリィ君に感謝(^^)
ハンドルの高さ、シートの作り、
640km走っても体にダメージがない。
個人的には肩書きをビジネスバイクからツーリングバイクに
変更してあげたいくらい(笑)
かめはめはさんのライフワークを見事に網羅した
ツーリングでしたね!
でもこの走行距離はすごいです。
やっぱベンリィのノーマルシートは家のソファーより快適なんだと思います。
私もちょっと戻してみよっかな?
いやぁ、紀伊半島は広いですね。
しかもそのほとんどが深い山で
たっぷりの自然が残っているのを
ベンリィだからこそ肌で感じられた
いい旅になりました。
でも大規模なダムなどの人工建造物を見ると
これ本当に必要だから作ったのかな?と
違和感を覚えずにはおられませんでしたねぇ。