
西宮船坂ビエンナーレ2010というイベントへやってきました。
兵庫県の西宮市山口町船坂集落で行われている
船坂里山芸術祭実行委員会によるアートのイベント。
写真は総合案内所になっている船坂小学校。
今年の3月に残念ながら137年の歴史に
幕を下ろしたのだそうです。

イベントの舞台はこの船坂小学校の校舎と
船坂の里山。
この学校の校舎から見る里山の景色は最高です。

校舎内の作品のひとつ。『生きろ村』
訪問客が『生きろ』の文字を書いて、自由に貼り付けます。
すると教室全体に不思議な力が・・・てな趣旨なのかなぁ~?(^^;

オイラも一枚ペタリ。

次の教室では、古いシャツを固めたブロック状のもので・・・

積み上げた壁。
床には土。椅子ひとつ。
じっくりエコについて考えられる空間。

最後の年の1年生が学んだ教室。
小さな教室ですねぇ。
無限に秘めた可能性を樹木のイメージで
表現したんでしょうか。

最後の1年生は二人だけだったそうです。

巣立った小学生は数知れず。
鳥の巣のようですね~(^^)

ひとつの教室がカフェになってました。

コーヒー牛乳とパンで休憩です。
今日の時計はSEIKO EL-370.

校舎を出て棚田エリアへ。
農具の小屋をベースに。

素材は陶器。

1本の竹を割って作ってありました。
宇宙からのパワー受信中のヨメサマ(笑)

向こうの竪穴式住居のようなものが作品。
入ると地球と一体になったような気持ちになりました。

沢山の作品が里山のあちらこちらに展示してあって
全部見てまわるのに2時間くらいかかるでしょうか。
作品を見るのも楽しいですが、それを理由にして美しい里山の中の
棚田を堂々と歩き回れるのがすごく気持ちいいです。
このイベントは10/10から約1ヶ月開催されていて今日が最終日。
隔年で実施するそうなので次回も是非訪問したいなぁ。