
入院しているオヤジを見舞ってるうちになんとなくノスタルジックな
気分になって、久しぶりにオヤジがオレたちを産んで育ててくれた町へ
足を運んできました。大阪府門真市幸福町。
当時住んでいた文化住宅は小さな公園になっていたけど、
すぐ近くにあった当時のままの建物。うちも同じような作りだったなぁ。
ここにはひとつ上のかっちゃんが住んでた(^^)

階段がこの状態だから、もう誰も住んでいないのかもしれないなぁ。
まわしたコマを手に乗せてよくここを駆け上っていたんだけど(^^;

すぐそばにある幸福本通商店街。
ここが遊び場でもあったので、今でもアーケード商店街が
好きなのだと自分では思ってるんですよね~

新しい店に入れ替わることもなく、
昭和4~50年代のままの看板が並ぶ光景は
寂しい反面、オイラにとっては簡単にタイムスリップできる貴重な空間。
この商店街にある力餅食堂がオイラの食堂の元祖でありスタンダードなので
どうしても食べてみたくなって探してみましたが店がありません。
まぁ、30年以上前の話なので仕方ないですよねぇ。。。(^^;;;

と思いながら駅方面へぶらぶら歩いていると、
あれ?力餅食堂???

聞いてみると12年ほど前にあの商店街から移転したそうです。
あぁ、そうでしたか。まさかあの食堂でまた食べられるとは。
厨房にはおばあちゃまが。
子供のころからオヤジと毎回食べていた親子丼を注文。
感無量。

帰り道。今日はタイメックス手巻き。
力餅食堂に詳しいのはコチラ。
我々の幼少のころは外食といえば食堂でしたものね。
今おもえば確かに京阪沿線では良く見かけましたね~
杵が交差するマークが力餅なんですよね。
おはぎやあんこの餅がガラスケースに必ずあって、
木を主体にした店構えが庶民的でありながら
風格もあって。
驚くことに100年以上の歴史があるんですって。
しかも暖簾分け制度で、独立した後は完全に独立採算制で
ありながらそれぞれの店がずっと繋がりをもっているのだそうです。
確かに今の外食チェーンのようにどこに入ってもメニューが
同じなんてことは、力餅はないですものね。
今の問題は後継者不足だそう。
でもそろそろ世間も外食チェーンに飽きだしているころなので
こういった個人経営の食堂とか、ワタシが好きなアーケード商店街が
復活する時機がそろそろ来ているような気がしますです(^^;