ほりのすけ国史 (わがくに)の祖国大日本の歴史講義配信

皇紀2679年 世界最高世界最古の皇室を持つ祖国

国学を通して国を守った貢献者

2019年08月02日 | 国学
江戸時代中期(18世紀中頃)
われら国を本来の姿に戻そうとなりました。

儒教や仏教を取り除いて
日本固有の精神を深く研究しようとする国学が生まれました。

わかりやすくは「本来の日本を取り戻そう」という研究です。

われら日本に固有のものとして神道があります。
神道こそが唯一の自分たちのものです。

一方、仏教や儒教は外国のもので日本になかったものです。
仏教と儒教は異教です。

国学者の多くは
この仏教と儒教をやめようとなりました。
儒教も中国が一番の考えでめちゃくちゃです。
当然ですね。

代表的な国学者である本居宣長公も
仏教と儒教を除いて神道に戻していこうしました。

国学者

人物業績・思想著作

契沖(けいちゅう)
万葉集の研究万葉代匠記
(まんようだいしょうき)

荷田春満
(かだのあずままろ)万葉集の研究

賀茂真淵
(かものまぶち)万葉集の研究
ますらおぶり
高く直き心万葉考

本居宣長
(もとおりのりなが)
古事記と源氏物語の研究
たをやめぶり
惟神の道
漢意と真心古事記伝
源氏物語玉の小櫛

平田篤胤
(ひらたあつたね)復古神道-

五人の国士である国学者
はこの順番に時代が下っており、
この順番に思想を引き継いでいます。

国学者の端である契沖と次の荷田春満は万葉集の研究にとどまりました。

賀茂真淵と本居宣長は万葉集と古事記の研究を通して
外来の仏教と儒教を排除しました。

最後の平田篤胤は仏教と儒教を徹底的に排除しました。

平田篤胤の思想である
復古神道は幕末の尊王攘夷の明治維新に
につながっていきました。

国学を通して国を守った貢献者ですね。


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