このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

骨の袋

2012年09月10日 | 映画・DVD
S・キング原作。2011年。
前編、後編構成。
それぞれ80分程度。併せて一本と考えるとちょっと長い。
内容的にもう少し短くなったのでは、と思った。
それが「味」なのかもしれないけど、思うに前編が希薄過ぎた。

007のピアース・ブロスナン主演。
歳取ったけれど若い。

小説の登場人物など生身の人間に比べれば骨の入った袋だ
うーん、今一ぴんと来ないけど、そういうものらしい。

最悪の妻を事故で亡くした小説家の主人公。
妻の死亡後全く小説が書けなくなってしまう。
更に死亡後に妻は妊娠していたことが分かる。
全く知らされていなかった主人公は妻の浮気を疑い、妻が通って
いた別荘のある田舎町で暮らすことにするのだが、実はその小さ
な町には秘密があり、、、。

不可思議な現象は死んだ妻に依るものなのか、それとも、、、。
何故か邦画の「異人たちとの夏」を思い出した。

主人公を襲う怪異の正体が次第に明らかになるのだけど、そこに
至るまでの過程が長い

前編で飽きてしまう人もいるのでは…と思う。
最後まで見れば分かる、逆に見ないと分からない演出が多く
て、なんじゃこれ状態。

最後まで観ると町の曰くや、妻の行動の動機やらが全て明らかに
なって、一応あぁなるほどね、とはなる

多分キングの原作本だとすごくよくできている (文字にすると面
白い) んだろうな、と推測する。

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