このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

ファイナル・ファンタジー 劇場版

2012年03月07日 | 映画・DVD
2001年。
英名:Final Fantasy:The Spirits Within
英題はかっこいいね。

フルCGによるSF映画。
ドラゴンクエストと双璧を成す有名ゲーム、
 ファイナルファンタジーシリーズ
の生みの親、坂口博信氏製作作品。

製作費総額160億円以上で、なんでも噂ではこれにより
坂口氏が飛んだとか飛ばないとか、と語り草になって
いるそうな。
記録的な興行失敗。
ゲームファンの中でも結構有名な話だと思う。

シナリオ:
未知の生命体ファントムに地球を侵略され、破滅寸前
の人類。
主人公の女性科学者はファントムを無力化させる
  「融和波動」を持つ8つの生命体
を集め、人類を救おうとする。
いかにもこの辺のタスク化作業がゲームっぽい
だが主人公自身も既にファントムに侵されて...という話。

一体ファントムの正体は?
主人公の毎度見る夢の意味は一体何なのか?
8つめの最後の融和波動は何処に?

少々押し付けがましいシナリオに感じるが、この映画
はCGを堪能する映画なんだと、そこは割り切ること
にした


確かにCG技術は凄い。感心する。
髪の毛の表現とかものすごい拘っているし、質感とか
(当時のレベルだから?)凄いとは思う。
が、これが映画である必要は果たしてあったのかな。

この辺は今更私が書かなくても、公開当時にきっと
ものすごい話題や議論があったことだろう。
なので割愛。

最近じゃゲームのムービーも高精細なのが当たり前で、
この映画を見ても感動も少ないことだろう。

そういう技術の進歩によって廃れてしまうようなものでは
ない
、「見せる(魅せる)」映画ってのがいいですよね。


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