このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

トゥルーマン・ショー

2011年09月30日 | 映画・DVD
主人公はある日突然、自分は周囲の監視のもと虚構の
世界に生きていることに気がついて
、、、というお話。

人間誰しもがこういう虚構の世界に生きていることを
想像するものだな、と思った。

自分以外は皆「演じる人」で自分の周りで役目を演じて
いるだけ。
自分の見えない所では、素の自分で生きているのに、
自分と接する時だけ、親しい友人であったり、会社の
同僚であったり、近所のおばちゃんだったりを「演じる」。
つまり、自分が生きる上で「偶然性」は全くなく、そう
思えることが全てシナリオ通りなんだという訳だ。

もしこれに気がついたら、自分ならどうするか?

一時期自分もこういうのはよく考えたものだ。

さも仲良さそうに目の前で振舞っている友人
(と思しき人)も、実はそういうふりをシナリオ
通りに演じているんだよな、とか。
この映画でも、主人公が思わぬ行動をすると、
壁の向こうは張子だったとか、あぁなるほどって
感じだった。

だが流石にこの映画のように、「人」がシナリオを
書いているとは思わなかったなぁ。
その頃は漠然と「神」なる存在が人にそうさせて
いるのかな、とか。

実は人類は全滅していて自分1人になっているの
だが、心優しい宇宙人が夢を見させていてくれて
いるとか(これ、何だっけ、タイトルがどうしても
思い出せない…的発想)、あるいは肉体の自分は
眠っていて、ここは意識の世界なんだとか(マト
リックス的発想)、気がついていないけど自分に
役目があって、ある時ある人に会うために生きて
いるのだが、会って役目を終えると(自分が登場
するシーンがなくなると)、そこで消えて行く...

みたいな。。。いろんな発想があるよね。

最近考えなくなったのは、齢とって「スレた」
からかな...。

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