このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

CURE

2012年02月14日 | 映画・DVD
ドッペルゲンガー」、「回路」の黒沢清監督。1997年。
邦画ホラー。
主演役所広司氏。

役所広司氏がいい俳優だなぁ、と最初に思ったのがこの映画
だった。

ずばりこの映画は、最後の最後のシーンを見逃すかどうか
評価もだいぶ変わってくるのではないか?と勝手に思っている。
実は初めて観た時はこれを見落として、最初から見直した。
なので観たのは今回久しぶりだが三回目かな。

回路」の感想に書いたが、乗り物に乗っているシーンが
この映画も象徴的に描かれている。

この映画はよく観てないと段々難解になり、混在して訳が
分からなくなる。
私の頭が悪いのだろう。
病院に行くバスと仮想世界へ行くバスが同じだから分かり
にくいのかな、、、。

ラストの方は注意深く観ていないとなかなか理解できない
萩原聖人氏演じる催眠術師は最後に役所氏に力を渡したと
考えるのが妥当な所かな。
感染、伝染したといった感じかも。
それがラストのあのシーンに繋がるのだと思う。
ま、これも観る人の解釈だろうと思う。

長い邦画は苦手なんだけど、この映画は結構好き
また観てもいいかな、と思える作品。


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