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第一話
「釜山港の別れ」
予告ページ
「釜山港の別れ・終戦の日本と韓国で悲恋に生きた女性の感動作第一回」
11/17 (土) 21:00~22:15 (75分)
NHK総合 (地上波) ドラマ / 国内ドラマ
1話/全3話
◇◆◇ みどころ ◇◆◇
まず、このドラマはジェームスさんの強靭な意志で実現したと実感しています。なにしろ終戦後30年を73分3本に押し込むのですから、生半可な力技では成立しない。まあ、こういう作家はそうやたらにはいませんね。
演出はそれに多少の肉づけをし、あとは俳優の演技を最大限に高揚させ昇華させるだけ。
主演の京子さん、新人と言っていい眞島君が見事に応えてくれました。さださんの主題歌も素晴らしいし、渡辺さんの音楽はこの上なく美しい旋律でドラマを盛り上げてくれる。
津川さん、橋爪さん、敦夫さん、小山さん、銀粉蝶さん、そして韓国を代表するお母さん役者コ・ドゥシムさんの演技は見物です。
犬塚さん、豊原さん、美保さんの熱演もしかり。上川君とは「大地の子」「少年たち」以来の一緒の仕事でしたが、確実に成長してくれていたのがまた嬉しかった。
局内の試写では、ドラマ部の関係者から、これほど感動的に、日本人とは、民族とは、国とはを問いかけるドラマを久しぶりに見た思いがするという感想がありました。
制作に協力してくれた韓国スタッフにこの言葉を添えて、あらためて深く感謝する次第です。
演出のことば…岡崎栄 より。
◇◆◇ 内容 ◇◆◇
1945年、終戦を迎えた朝鮮半島釜山。植民地から一転、民族独立の夢に沸く中、叔父が経営する海運会社で働く吉江朋子と、青年木戸俊二は出会った。
叔父の進藤の海運会社に通訳として迎えられた木戸には、まだ生きていた父親が憲兵に睨まれた時、助けられたことを朋子はよく覚えていた。
彼もその時憲兵だった。両親を相次いで失った朋子を木戸は気遣った。そんな時進藤夫婦は朋子を残して日本へ引き揚げてしまう。
朋子は両親の遺骨を郊外のお寺まで取りに行きたいと願う。一人ぼっちの自分にはもう他に何もない。
そんな朋子にチマチョゴリを着せ、日本人は行くことの許されない北行きの列車に木戸は飛び乗る。
ぽつんと残された二つの遺骨を抱え、「死にたい」とつぶやく朋子を木戸が激しく揺さぶる。
「生きろ」と熱い思いで朋子の肩を抱いた。日本へは一緒に引き揚げてほしいと呟く朋子に、木戸は悲しい目を向ける。
創氏改名で木戸を名乗っているが、自分は朝鮮人だと告げる。名前は朴俊仁だと。朋子は言葉も出ない。
数日後、学生時代の親友清美に誘われ引揚の期日が決まった朋子に、朴はこの地に残って自分と結婚してくれと告げる。
呆然の朋子は、祖国を捨てられないと泣きながら拒む。そして引揚船に乗り込む朋子だったが…
出演
長谷川京子
眞島秀和
豊原功補
コ・ドゥシム
上川隆也
橋爪功
津川雅彦
中村敦夫
辺見えみり
美保純
小山明子
【作】ジェームス三木
【音楽】渡辺俊幸
【主題歌】さだまさし「かささぎ」
【演出】岡崎栄 吉川邦夫
放送予定
【放送予定】総合・デジタル総合
第一回:2007年11月17日(土)午後9時
第二回:23日(金)午後10時
第三回:24日(土)午後9時
終戦の日本と韓国で悲恋に生きた女性の感動作。
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