金曜ロードショー
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もののけ姫
1/8 (金) 21:00 ~ 23:44 (164分)
日本テレビ系列 (地上波) 映画 / アニメ
◇◆◇ みどころ ◇◆◇
たとえ時代が変わっても、“生きる”というテーマは変わらない。宮崎駿監督が描く人々の魂を揺さぶる感動超大作!あなたはこれを見て何を感じ、何を思いますか
これはスタジオジブリ最大の問題作なのか?
1997年の公開当時ジブリ史上最大の製作費がかけられ、当時の日本映画史において歴代興行収入1位を記録した『もののけ姫』には、以降こんな言葉がついてまわった。
それもそのはず。宮崎駿監督が構想に16年を費やした後、製作に3年もの歳月をかけた一大叙事詩は、自然を破壊し大地を汚染し続ける人々に対する強烈なメッセージが込められていると同時に、ジブリ作品としては異例の生々しい描写が多々あったからだ。
しかし、本作を観た人々はみなそのメッセージをしかと受け止め、生々しいと言われた描写も映画にとって必要不可欠であること知る。
そして、殺伐とした時代と言われて久しい現代において、それでもなお「生きろ。生きていればいいことがある」という、宮崎監督の力強い言葉を感じ取ったのだ。
舞台は日本――。
中世から近世へ移行する混沌の時代、室町時代の日本は照葉樹林の森に覆われていたという。
そこで、美術班、作画、仕上、CGにいたるまでの全スタッフが、今なお照葉樹林の原生林を持つ日本で唯一の場所・屋久島へと出向き、一大ロケーションを敢行し、徹底してこだわりぬいたのが緑の描写だった。
主人公アシタカが住む村や、神々を森から排除して民のための土地に変えたいと願うエボシ御前の住むタタラ場などは、日本各地の実在する場所にヒントを得て描かれたという。
この美しきニッポンを凝縮した映像は、とにかくため息がでるほど豊かな仕上がりだ。その映像に、森を侵す人間と荒ぶる神々との闘いという、日本古来の民俗伝承や歴史的事実などにインスパイアされた壮大なストーリーが重なり、宮崎駿ならではの現実とイマジネーションが入り乱れたような、巨大な物語の世界が広がっていく。
◇◆◇ 内容 ◇◆◇
中世から近世へと移行する混沌の時代。日本と思しき国に住む先住民エミシの村を、タタリ神が襲った。
王家の血を引くアシタカは、村を救うためにやむを得ずタタリ神を倒すが、そのせいで右腕に呪いをかけられてしまった。
占い師も司る村の老巫女・ヒイさまに、「西に行けば呪いを断つ方法が見つかるかもしれぬ」というお告げを受けたアシタカは、その真相を確かめようと大カモシカヤックルにまたがり、出雲とおぼしきその土地を目指す。
そして、とある町で出会った謎の坊主・ジコ坊から“シシの森”の存在を聞き、さらに旅路を急ぐ。
“シシの森”を目指すアシタカは旅の途中、犬神モロに襲われて谷に転落した牛飼いの甲六たちを助けたことから、彼らの住む鉄を精錬する里・タタラ場に立ち寄ることになった。
そこでアシタカは女頭領エボシ御前と会い、彼女たちが砂鉄を得るためにシシ神の山を切り崩していることが原因で、怒りと憎悪にあふれたナゴの守という猪神をタタリ神に変えてしまったことを知る。
そんなエボシに、「ここにとどまり力を尽くさぬか」と誘われるアシタカの胸中は複雑だった。
キャスト
松田洋治
石田ゆり子
田中裕子
小林薫
西村雅彦
上條恒彦
島本須美
佐藤 允
名古屋章
美輪明宏
森 光子
森繁久彌
<脚本>
宮崎 駿
<監督>
宮崎 駿
見逃さないようにしなくちゃね
楽しみ。
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