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クリスマスを前に仙台圏の洋菓子店が原料高騰の余波を受け、悲鳴を上げている。
北海道などの酪農家の間で牛乳余りによる減産が進み、ケーキ作りに欠かせない業務用バターが品薄となって価格が上昇。原油高や為替相場の影響で小麦粉、マーガリン、チョコレート、チーズ、包装資材の卸値が上がったことも追い打ちをかける。
「もう限界」とクリスマスケーキの値上げに踏み切る店が続出している。
宮城野区と青葉区に2店舗を構える洋菓子店「ガトーめぐろ」は10月、商品の価格を十数年ぶりに改定した。
ケーキ類は7、8%値上げ。クリスマス用のデコレーションケーキは6号(直径18センチ)で100円アップの3885円となった。
材料の仕入れ価格は昨年から段階的に上がり、原価は10%上昇。コスト削減努力も追い付かなかったという。「原油高でビニールハウス栽培の国産イチゴの価格も心配だ」と表情を曇らせる。
「バターが昨年の7、8割しか入ってこない」と打ち明ける。北海道で牛乳の生産調整が進み、メーカーは原材料の確保に苦慮。
このところ、バイオ燃料が注目され、牛の飼料(トウモロコシ)が高騰していることも影響した。
輸入乳製品はオーストラリアの干ばつで生産量が落ちている上、中国、ロシアが輸入量を増やしているため手に入りにくいという。チョコレートやリキュールなどもユーロ高で価格が上がった。
若林区のある洋菓子店は家族経営。クリスマスケーキを200円アップの3000円に設定してイチゴやクリームを増やすことにした。店主は「買ってもらえなかったらどうしようと悩んだ」と語り、値上げをめぐって家族で口論になったと明かす。
ケーキ店、受難のXマス 原料高でやむなく値上げも
ニュース 河北新報
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