蓮の道

日々の暮らしの中で気がついた事や、感じた事などを書いています。

一人ぼっち

2008-02-03 01:31:25 | Weblog
セッションをしていて思うのは、誰もが一人ぼっちなのだと云う事です。

こんな話を今まで誰にもしたこと無かったと言われる事がよくあります。

家族がいても、友達がいても、恋人がいても、本当の気持ちをなかなか伝えられない人がたくさんいるのだと思います。


ただ言えば良いんじゃない?とか、簡単な事だと思いがちですが、本当の気持ちなんて、本人が気がついていない場合が多いのです。
誰かに聞いてもらえて、質問されて始めて、どうしてそう思うんだろうって考えて、本当は何を感じていて、伝えたたかったのかに気がつく事があるのです。


イジワルをする人がいます。怒る人がいます。文句を言っている人がいます。
その人たちは、本当にそうしたかったのだと思っているし、腹が立ったからとかという理由を言いますが、本当は違っているのですよ。

怒りや憎しみや不満足の裏には、本当の気持ちが潜んでいます。
それは満たされない悲しみや、伝えたい事があるのにその方法がわからないもどかしさだったりします。

素直に気持ちを表現する事が出来るなら、どんなに人は楽に幸せになれるのだろうと思います。


気持ちがすれ違ってしまって孤独を感じるのは、本当の自分の気持ちを正直に感じる事ができず、伝える方法を知らずに生きてきたからではないかと思います。

そう感じてはイケナイと思い込んで生きてきているからです。

寂しいよー、甘えたいよと素直に感じられていた子供の頃に、ちょっとだけ頭をなでてもらって、抱きしめてもらって、そうだよねって気持ちを受け入れてもらった経験が無いから、本当の気持ちを伝える事が出来ずに大人になってしまって、ただ寂しいとか優しくして欲しい時に、怒ってしまったり嫌味を言ってしまったり、暴力をふるってしまったりするようになっているような気がします。

人の心や身体を傷つける人は、その人自身が傷ついている人なのだと思います。

人は誰でも自分の世界を持っているもので、それはとても大切なのですが、
心を開いて誰かと交流しなければ一人ぼっちのままです。

私は一人ぼっちは嫌だと思いました。ずっとそうだったからです。


見方を変えれば世界は広がります。
身体症状は心の訴えです。

心の話をして、それにレメディーを処方されても、問題は身体の事だからと思う方もいらっしゃいますが、そうやって処方したレメディーが主訴である身体症状を癒している現実をいつも体験しています。

身体の症状は、自分が封印している気持ちを正直に表現してくれているのです。
身体が訴えてくれている表現を聞いて、心地よく幸せを感じて暮らせるようになりたいと思う方は、是非セッションを受けに来て頂きたいと思います。