西岡右ひざ痛で抹消 8.18.スポーツニッポン(概略)
8.17.千葉ロッテ・西岡剛内野手(22)は、右ひざ痛のため出場選手登録を抹消された。
16日のオリックス戦(千葉マリン)で疲労性の痛みを訴え、7回の守備から途中交代していた。
西岡が登録を外れたのは2004年6月14日に1軍定着して以来初めてのこと。今季は開幕から1番・遊撃を任され、打率・290、リーグトップの29盗塁を記録。球団関係者は「痛みが引かないため抹消した」と話した。
<感想>
あれだけスピーディーな選手はいない。
ボールをキャッチして、1塁に投げるプレーは、他の選手とは身体能力の違いを見せてくれる。
打者走者の走力を考え、ゆったりと投げる時と、クイックで全身の筋肉を使って送球するときもある。
キャッチできそうもない3遊間ゴロに、ダイビングしていく勇気と決断力は、見る観客を魅了する。僕らは、それを見ている。
限界に挑むプレーは、ファインプレーを生む反面、エラーをする。
名手小坂誠が、レフト前ヒット性の飛球を果敢に捕ろうと背走する姿を連想させる。
ただ、あれだけ身体を酷使したプレーは、疲労を生んでいく可能性がある。
それ以外に、打力アップができていない今季は、昨季以上に練習していたのであろう。
西岡剛の性格上、良い意味での手抜きができないのであろう。今季は、WBCのため、始動が早かったことも、疲労の要因となっているのだろう。
休養と練習を適度に行い、早く帰ってきて欲しい選手だ。
がんばれ、がんばれ・・・・西岡剛。