成瀬 親孝のため残留OK 12.6.デイリースポーツ(概略)
12.5.プロ3年目の千葉ロッテ・成瀬善久投手(21)が契約更改交渉に臨み、今季年俸480万円から233%アップとなる年俸1600万円でサイン。
年俸1000万円以上の選手は寮を出ることになっているが、成瀬は両親のマイホーム建設費用をためるために“残留”を訴え、認められた。
今季は、交流戦の横浜戦でプロ初登板初勝利を挙げるなど、5勝をマーク。
年俸もアップしたこともあり、栃木県で団地暮らしを続ける両親に「貯金して一軒家をプレゼントしたい」という。
しかし、家を建てるためにはまだまだ費用が足りない。「退寮勧告を受けたけど、(寮長に)お願いした」と成瀬。生活費の圧縮に加え、食事や練習施設の充実も考慮し、寮に残ることを決断した。
「来年も今年以上に頑張る。まだ活躍して1年なので、2年、3年とやっていけば年俸も上がる」と、家を建てることを励みにする。
「今も自分の部屋はない」という実家から、夢の御殿へ-。成瀬が飛躍を目指す。
<感想>
来季も3倍増になるようがんばって欲しい。
大幅な年俸アップに踊らされず、自分に最適の環境を選択した成瀬善久は、きっと来季実績を残してくれるだろう。
自分の課題をはっきりさせた成瀬善久・・・先発完投をねらえ。
千葉ロッテの投手陣は、新人・ベテラン多士済々・・・。しっかりアピールしないと、忘れられてしまうぞ。
成瀬善久はあの西岡剛より1才若いから、若手のホープでもある。成瀬善久のがんばりが、若手投手陣を活性化させ、ベテランのレベルアップにつながると思う。
先発陣は個性あるベテランが並んでいる。この壁を今年少し破った訳だから、来季も頼むよ。
千葉ロッテには、イースタン優勝を支えた若手選手団が控えている。
来年は楽しみだ。