武英殿は紫禁城外朝の南西側にあります。


明代の15世紀前半に建てられました。
ここは明代末期の1644年、農民反乱を起こして紫禁城を乗っ取った李自成が大順政権の即位式を行った場所として知られます。
その後清代になると、康熙帝の時代に武英殿書局として文書を編纂する場所として活用されるようになります。

乾隆帝の時代にはかの四庫全書の一部の編纂作業が行われました。
ちなみに、四庫全書は2021年のテレビ東京「開運なんでも鑑定団」に千葉県在住の応募者が出品し、4冊で1,500万円という価値が付けられました。
1940年に北京で働いていた祖父が骨董品市場で見つけて買い求めたのだとか。

民国時代の1913年には大総統になった袁世凱がここに数百人の外交人の賓客を招いて茶会を開いたという記録もあります。
その翌年の1914年には火災で焼失し、その年に再建されました。

今は陶磁器や書画の展示施設として利用されています。


明代の15世紀前半に建てられました。
ここは明代末期の1644年、農民反乱を起こして紫禁城を乗っ取った李自成が大順政権の即位式を行った場所として知られます。
その後清代になると、康熙帝の時代に武英殿書局として文書を編纂する場所として活用されるようになります。

乾隆帝の時代にはかの四庫全書の一部の編纂作業が行われました。
ちなみに、四庫全書は2021年のテレビ東京「開運なんでも鑑定団」に千葉県在住の応募者が出品し、4冊で1,500万円という価値が付けられました。
1940年に北京で働いていた祖父が骨董品市場で見つけて買い求めたのだとか。

民国時代の1913年には大総統になった袁世凱がここに数百人の外交人の賓客を招いて茶会を開いたという記録もあります。
その翌年の1914年には火災で焼失し、その年に再建されました。

今は陶磁器や書画の展示施設として利用されています。
