goo blog サービス終了のお知らせ 

HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

西直門天主教教堂 - 北京四大カトリック教会

2023-12-31 | 北京を歩く
西直門近くにある西直門天主堂を訪ねてみました。

通称「西堂」とよばれる北京四大カトリック教会の一つです。四大教会とは、この西堂のほか、東堂(2022年2月16日の日記)、南堂、北堂です。



現在のゴシック様式の西堂は三代目の建築と伝わります。

初代は康熙帝時代の1723 年にイタリア人宣教師で技術者だったテオドリカスによって建てられました。ちょうど300年前です。
文献がありませんが、テオドリカスは宮廷画家兼宣教師だったカスティリオーネの同僚に当たる人物でしょうか。
たぶんカスティリオーネもこの教会に足を運んだと思います。

四大教会のうち、ほかの3つはイエズス会の教会でしたが、ここだけは違ってローマ教皇庁の直属だったそうです。

嘉慶帝の時代にカトリック教が禁じられると、西堂も1811 年に取り壊されました。

その後アロー戦争を経て英仏により宗教活動が再開され、1867年までに再建されました。しかし 1900 年の義和団事件で再び破壊されます。

現在の教会は1912年に建てられたものだとか。

1960年代に入ると教会は閉鎖され、倉庫などとして利用されました。この間、鐘楼などは取り除かれたそうです。

今も現役の教会として開放されています。

僕が訪問したのはクリスマスが近い12月の週末の夜でした。
教会が美しくライトアップされ、華やかな雰囲気になっていました。



教会の中では熱心な信者が静かに祈りを捧げていました。





仏教や道教の寺もそうですが、この国の宗教施設を訪れる参拝者は日本のそれよりも神頼みの真剣度が高いのが特徴です。

この建物は近年になってかなり大がかりな修復が施されたようです。
細部の装飾や壁面のレンガをみると、古そうな部分と新しい部分が混ざって修復痕がはっきりと分かります。近年再建されたと思しき鐘楼はたしかに新しそうです。



近代中国の激動の300年を生き延びてきた生き証人のような教会です。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 塗堃山、傅紹庭公館 | トップ | 漢口米国海軍YMCA旧址 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿