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中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信しています

学習院大学 乃木館

2025-01-31 | 東京を歩く

この日記では何度か乃木希典関連の施設や遺構を書いてきましたが乃木が学習院長だった時代の遺構を見学するために学習院大学を訪ねてみました。

乃木が学習院長に就任したのは、日露戦争後の19071月のことです。明治天皇による勅命でした。

乃木は院長に就任すると、学習院を全寮制として、自らも住み込んで学生とともに寝食を共にしました。

この際の乃木の居室だったといわれる建物が現在も残されています。


これです。

1908年に建てられました。当時は別の場所にあったものが、1944年にここに移築されたそうです。今は「乃木館」と名付けられています。当時は総寮部とよばれたそうです。



小さな木造の平屋建てで、桟瓦葺です。何乃木坂の旧乃木邸の立派なたたずまいに比べると、こっちは何とも質素です。

乃木はここで亡くなる1912年まで寝泊りをしたそうです。

今も部活動などで使われていると紹介されていますが、実際のところはどうでしょうか。使用感は感じられず、カギがかかっていました。



文化庁の登録有形文化財になっています。

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