王府井の歩行者天国に、東堂と呼ばれる古い教会があります。
正式には王府井天主堂といいます。イエズス会士が北京に建てたカトリック教会です。


由来をたどると清朝初期の17世紀まで遡るようですが、退廃・再建を繰り返したのち、今の教会は1904年に竣工したものです。
ときは義和団事件の4年後で列強が北京に足場を広げていた時代ですから、その辺りも関係していると思います。

左右対称で3つのドームを冠していますが、こういうのは何様式と呼べばいいのでしょうか。
バロックのようでもあり、厚い壁がロマネスクのようでもあります。

細部に中華風の趣味も感じられます。
台座や1階と2階のつなぎ目に見える白い部分は大理石でしょうか。

中国の政治の心臓部に最も近いキリスト教の教会のひとつですが、文化大革命など数多の政変を乗り越えて、今もその姿を残しています。姿だけでなく実際に現在も現役の教会です。
ただ、新型コロナウイルス発生後は一般の礼拝は停止されていて、入場することはできません。

入場できた後にこの日記でご紹介するつもりでしたが、なかなかその日が来そうにありません。その日を楽しみに待とうと思います。
東堂は全国重点文物保護単位に指定されています。
正式には王府井天主堂といいます。イエズス会士が北京に建てたカトリック教会です。


由来をたどると清朝初期の17世紀まで遡るようですが、退廃・再建を繰り返したのち、今の教会は1904年に竣工したものです。
ときは義和団事件の4年後で列強が北京に足場を広げていた時代ですから、その辺りも関係していると思います。

左右対称で3つのドームを冠していますが、こういうのは何様式と呼べばいいのでしょうか。
バロックのようでもあり、厚い壁がロマネスクのようでもあります。

細部に中華風の趣味も感じられます。
台座や1階と2階のつなぎ目に見える白い部分は大理石でしょうか。

中国の政治の心臓部に最も近いキリスト教の教会のひとつですが、文化大革命など数多の政変を乗り越えて、今もその姿を残しています。姿だけでなく実際に現在も現役の教会です。
ただ、新型コロナウイルス発生後は一般の礼拝は停止されていて、入場することはできません。

入場できた後にこの日記でご紹介するつもりでしたが、なかなかその日が来そうにありません。その日を楽しみに待とうと思います。
東堂は全国重点文物保護単位に指定されています。
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