２年たちました。

先週の金曜日、２６日で最初の手術から２年が経ちました。
パパは今とても元気です。
２年前手術するときに
「２年生存率」という言葉を主治医から聞いて
「なんじゃそりゃ」と思ったんですよね。
ほとんどの人が２年で亡くなってしまうのかと思ったんです。
もちろんそれは私の勘違いで
主人の受ける新しい形の手術を受けた人が当時で２年しか
たっていなかったので、データがなかったということなんです。

あれから２年経ちました。
あの時聞いた「２年生存率」は今では「４年生存率」
になっているのでしょうか

あの時は本当にこんな辛い事はない。
って思っていたけど
実は私たち、２６日で２年経ったってこと忘れてたんですよ。
次の日気がついて
「あれ、パパ手術から２年経ったね。」
って言ったら、本人も忘れてたし

人間ってすごいなぁ。
ちゃんと前を向いて生きるようにできてるんだなぁ。
って思いました。

テモダール、徐々に服用する人が増えてきて
いろいろな情報が聞こえてきていますね。
体に悪いとか、いつか飲めなくなるとか
私たちも主治医から聞いています。
しかし、まだまだこの薬は始まったばかりです。
データはほとんどないはずです。
いろいろあるでしょうが、この薬で完治する人が
これから先でないとも限らない。

主治医は私たちに言いました。
薬で腫瘍を消す事はできないけれど
腫瘍の勢いが止まって、小さくなって
もう一度自身の体の免疫機能が
腫瘍をやっつけるサイクルに入ることができれば
完治への可能性もあると。
それはとても小さい可能性かもしれない。
でも私はそこに希望を持ちたいと思っています。
データは常に新しい治療を始めた人たちが
新しく作っていくのです。