脳腫瘍に負けない!!闇を抜けて君に幸あれ 

48歳で脳腫瘍を発病したパパを応援する妻、ちぇぶの日記です。

少しだけどホッとするとき

2007-04-30 22:46:34 | 思うこと
先日Pon太のバスケの試合の応援に行くときの事
お友達のお父さんが運転してくれていたのですが
そのパパさんのトレーナーが裏返し
「あら~裏返しだよ~」ともう一人の一緒に乗ってたお母さんが指摘しました。
そしたら本人も奥さんも
「あ~ほんとだ~
って笑ってるの。
「ファッションだよね~
なんてね。

私はもしうちのパパがトレーナーを裏返しに着てたら
もう顔面蒼白
再発じゃないか、病気が進行したんじゃないか
って考えてしまいます。
「そんな事にも気がつかなくなったなんて、大変だ。
ってあせりまくります。
最悪の事まで頭の中でシュミレーションしてします。

だからそのご夫婦を見てて
なんだか安心しちゃったんです。
「別に脳の病気じゃなくてもこういうことってあるんだ。」
って自然に思えて。
いつもピリピリしていた自分がアホに思えました。
パパも50歳を過ぎたんだし
病気がなかったとしてもだんだんおとぼけになってくることは
あるのかもしれません。
そう思ったらなんだかホッとした出来事でした。
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 病気ブログ 脳・神経・脊髄の病気へ





久々の外食

2007-04-30 00:51:31 | 日記
今日は久々に家族そろってファミレスに食事に行ってきました。
パパに若干の空間失認の症状があるので外食にはとても気を使います。
症状がひどいときは、トイレに行くと戻ってくるのに迷ってウロウロ
なんて事もあるから。
結局おうちで食べたほうが落ち着くね。って最近外食から遠ざかっていました。
でも良く考えるとパパは毎日お昼ごはん外食してるんだよね。
会社の同僚と一緒に出かけて不自由してないって事は
大丈夫って事かしら?
でも本人が困らなくても周りの人がちょっと困ってるって事は
あるかもしれないな。
なーんて思いつつ、今日は外食の手軽さに負けてしまいました。
でも何も問題なく、パパも楽しそうでみんなでおいしく食べてきました。
食後に本屋さんに行って
『大人に役立つ算数の時間』って言う本を買いました。
っていうか買おうと思っていたら
パパが
「買ってあげるよ。」って言って買ってくれました。
なんかすごく嬉しかったです。
ちぇぶは算数が超苦手なので
この本で少し勉強しようと思います。
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 病気ブログ 脳・神経・脊髄の病気へ

風がなければ春だね。

2007-04-28 15:12:58 | パパのこと
今日散歩から帰ったパパが
「風がなければ春だね。」
と言いました。
おい、ちょっと待て
今日は4月28日
風があってもなくても、紛れもなく春なんですけど・・・
パパの中では、今はまだ冬なのかしら?
時間の感覚もずれているのかしら。
なんて心配になっちゃいます。

ブログ仲間のひまわりさん。
再々発にもめげず、術後のご自分をきっちり分析して
しっかり前を向き、自分の今を理解し
何とかしようといつも頑張っておられます。

比べちゃいけないと思うけど、
うちのパパ、なんでもすぐに諦めちゃう。
出来なくなった事を何とかしてもう一度出来るようにしよう
という気がないみたい。
出来ない事はなかったことにする
例えばコーヒーを入れるのに失敗したら二度と入れない。
失敗するなら飲むのを我慢しちゃう。
そういう人です。
私はそんなパパを見ていて歯がゆくて仕方ないの。
脳は未知の領域です。
出来なくなったことだって
訓練すれば脳のどこかの暇にしてるところが
しょうがない働いてやるか
って思うかもしれないじゃない。
いつもの朝の支度でも、ボタンをかけるのに左手が上手く動かないのなら
右手だけでボタンをかける練習だってすればいいのに。
「一生懸命やってるのに出来ないんだからしょうがないじゃないか。」
と言われました。
「しょうがないで済ませないでほしい。どうしたら出来るのか考えなきゃ。」
と言ったら
「うるさい」
と言われました。

くそ~そんなこと言うならもう知らないぞ。
私がいなきゃ仕事にもいけないんだからね。
と言って家出してやろうかと思いました。

でもそんな事しても、困るのはパパと一緒に残された子供たちなんだよね。
パパはきっとちっとも困らないんだ。
ちくしょ~~悔しいからもう寝てやるわ

もっと仲間が増えたらいいなと思って
登録してみました。
よかったらクリックしてね。↓
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 病気ブログ 脳・神経・脊髄の病気へ



不思議だな

2007-04-22 23:38:48 | 思うこと
ちょっと前に奇跡のカムバック?
みたいな番組を見ました。
その番組で取り上げられた話がどうにも頭から離れません。
脳の病気で頻繁に痙攣を起こしている女の子
確か7歳くらいだったかな
外国のお話です。
その子頭痛と痙攣がどんどんひどくなっていって
結局右脳を全部手術で切除しちゃったんです。
半身麻痺は免れないと
母親は残った片方の機能だけで生活が出来るよう
手術の前から訓練をさせました。
術後痙攣から解放された彼女は
目を見張る回復力を見せ
麻痺していた左足も次第に動くようになり
最終的には残った左脳が無くなった右脳の役割を
ほぼすべて引き継ぎ、左手の麻痺を少し残すのみとなって
元気に暮らしているそうです。
勉強も頑張ったらしく大学は首席で卒業し
車の運転も出来るそうです。

本当にこんな事があるのなら
脳腫瘍で苦しんでる人は
腫瘍がある半球全部とっちゃうのが一番いいのかしら
中途半端に残すから再発するし
残った脳がカバーしてくれるには
ある程度以上大きくとっちゃう必要があるのかしら?
なんて思ってしまいました。
子供だから起こった奇跡なのかな?
これが誰にでも起こるなら
脳の手術は格段に簡単になるのにね。
麻痺や後遺症に苦しむ人も減るのにね。
こんな治療法がしっかり解明されて
奇跡じゃなくなる日がきますように
早く一般的な手術になりますように。

捕まっちゃいました。

2007-04-06 00:47:42 | 日記
最悪なイエイエ勉強になる1日でした。
Pon太の新しい担任の先生が、願っていた先生と違って・・・
はい、私そんな小さなことで不満をタラタラ垂れました。
「まったくついてない
って言いました。
そしたら・・・
本当にあるんですね。
『ついてない』
と言う言葉が本当の
『ついてない』出来事を呼ぶって事
気分を変えようと、で一人でショッピングに行きました。
新しく出来た巨大ショッピングモールでお買い物を終えた帰り道
いつも通ってる道でした。
角を曲がったとたん
おまわりさんがこんにちは!
「はい、前の車についてゆっくり行ってくださ~い。」
制限速度は守っていました。
シートベルトもしてました。
信号はありません。
私は指名手配犯でも捜す検問かと思いました。
そしたら違ったの
その道スクールゾーンで午後3時から5時の2時間だけ
進入禁止だったんだって。
私が通ったのは3時20分頃
はい。確かに違反です。
思えばこんな早い時間にこの道を通ったことはなかった。
でも標識小さくて見えなかったし、
私の前を走ってた人もみ~~んな曲がってたし
逆向きは通っていいって言うし
ええ、そりゃもうみんなザクザク捕まってました。
はいはいすみません。違反した私が悪いんです。
確かに悪いんです。
点数2点と罰金7000円を取られました。
普段絶対駐車違反はしない。シートベルト絶対着用。制限速度はだいたい守る。
こんな模範的なドライバーだった私です。
あぁ~~もう過去形だよ。
ゴールド免許とはさようならだわ。
私が悪いんだけど、でももうちょっと大きな目立つ進入禁止の
看板を立ててほしいものだわ。
またはどうせおまわりさんたくさん立ってるんなら曲がる前に
「ここはこの時間通れませんよ。」って注意してくれたらいいのに

『ついてない』なんて言ったらこのようにろくな事がありません。
もう絶対いわないんだ
『私は運がいいからこの程度の違反で済んだんだもん』
ありがたやありがたや
皆様もご注意ください。


お花見しました。

2007-04-03 00:26:41 | 日記
ずっと更新サボってました。すみません。
我が家の近くも桜が満開になりました。
今年もお花見散歩が出来ました。
2年前パパが退院してきた日も満開の桜が出迎えてくれましたっけ。
この季節になるとあの日のことを思い出します。
今年も家族でお花見が出来て本当に良かった。

パパの調子もこのところしてきました。
朝の身支度に時間がかかることも無くなってきました。
本人が苦手な事を、上手く付き合っていかなければならないことを
自覚したのが良かったのか
はたまた脳の中の伝達の調子が良くなったのか
私には良くわかりません。
私がしたことはYシャツにアイロンをかけるときに
ボタンホールを広げるようにした事ぐらいですから。

そういえば、おととしの3月は退院を目前にした週末の外泊で
大発作をおこして病院に逆戻り・・・
そこからいろんな症状が出始めたんだった。
去年は、ちょっと落ち着いてきて一息つけるかな
と思ったときにやっぱり大発作
入院したんだった。
3月の温かかったり寒かったりするから
パパの体に負担をかけるのかなぁ。
苦手な季節なのかもしれません。
今年は入院せずに4月を迎えられた事に感謝しようと思います。