3回目の新聞記事です.
文化部の○○さん,ありがとうございました.
まとまりのない話をまとめていただき,感謝しています.
記事になることの不安や自分自身の思いを伝えることの自信のなさ,思い出すことで精神的に不安定になることなど色々なことを考えた期間でした.
この記事が出たことでメールを下さった方もいます.
そして,娘との生活を充実させていこうという気持ちになってきました.
たぶん,これもサバイバーが与えてくれたものでしょうね.
なかなか行動が伴わないのですが,一つ一つ考えながらサバイバーの意思を大切にして娘を育てていきたいと思います.
カニ夫は少し気が張っていたようです.
焦らずに,気負わずに頑張っていきます.
さまざまな会話をしたのを思い出しています。
ほんとに明るく前向きな方でした。
昨年の今頃、サバイバーさんにお会いするのを楽しみに引越し準備をしていました。
サバイバーさんとの出会いのコメントはこうでした。
「はじめまして、サバイバーです。
メヌエットさんのブックマークから訪ねさせて頂きました。
ベニス、懐かしい~~!!
私も2度ばかり行きました。
一度目は冬休み中で、二度目は写真にあるような抜けるような青い空だった9月のはじめでした。
ゴンドラレースが催されてました。
私もアートなお仕事をしております。
また、こちらのブログにも訪ねたいと思います。
今後ともよろしくお願い致します。」
お二人は素晴らしいご夫婦です。
サバイバーさんの分もこれからよろしく。
「仕事」はご自身の生きがいだったんでしょうね。
自分の役目を果たす使命感があってこそ、最後まで自分らしく生活されたのだと伺えます。
京都は来週あたりが桜の一番いい季節になるでしょうけれど、北陸の桜はもう少し先ですね。
日展に出品された彼女の最後の絵が、私の携帯の待ち受けになったまま、あれからもうすぐ一年がたちます。
5年後に届いた手紙、彼女らしいですね。
ここにコメントを書き込みながら、初めて彼女の誕生日がメルアドになっているのに気付きました。私達は学生時代に出会ってから、互いに誕生日をよく覚えていたことを思い出します。
一周忌はいつされますか?お伺いすることができませんが、サバイバーのこと、ここから想っています。
この1年は怒濤の1年でした.
私たち夫婦が素晴らしいと言っていただけると,大変うれしいのですが,カニ夫はダメ夫ですのでサバイバーに助けられていました.
この1年を振り返り,必要以上に意地を張っていた自分もいます.
これからはもう少し素直になり,明るいコメントができるようにマメに行動したいと思います.
これからもよろしくお願いいたします.
サバイバーからの手紙が届いたとき,不思議と落ち着いていた自分がいます.
たぶん,心のどこかで「やっぱり」と思っていたのだと思います.
どこまでサバイバーの気持ちが代弁できるか分かりませんが,病気(死)と向き合うことで,自分で無くなることが嫌だったのではないかと思います.
最後まで「目標(仕事)」に打ち込むことで,生き続けるつもりだったと思います.
そして,娘も友人達も温かく見守りながら,一緒に願っていたのだと思います.
そうですね,最後まで病人扱いされることを拒みましたから.
5年後の手紙はやっぱり「らしい」ですね.
このブログは,有効な治療手段を,使い尽くした頃に始めました.アドレスは,たぶん,自分のことが見つかり易いように決めたのだと思います.
どのような思いでアドレスを決めたのかと思うと辛くなるときもありますが,サバイバーを知っている多くの人に見ていただければと思います.
それがサバイバーの願いだと想います.
一周忌の法要は,先日の日曜日に執り行いました.
金沢も桜が咲き始めています.